24度目の台湾旅行 親愛的台湾朋友
2017年9月7日~10日 3日目その④
私がとてもお世話になっている台湾朋友。そのご両親とお会いするのは、昨年末以来。そして、今回は、あの五つ星ホテル、圓山大飯店にご招待いただいたのです。この喜び、どう伝えて良いのか分かりません。
圓山大飯店(ㄩㄢˊ ㄕㄢ ㄉㄚˋ ㄈㄢˋ ㄉㄧㄢˋ)、中国建築のクラシカルな美の代表、そして台北のランドマークのひとつ。ここをデザインした建築家は、故宮博物院や中正紀念堂などを手がけた楊卓成さん。
桃園国際空港からバスで台北市に入った時、一番に見えるのがこのホテル。台北に来たんだ~と、テンショあげてくれます。MRTで淡水方面へ行く時もこの眩い宮殿のようなホテルは威風堂々と輝いてました。いつかは行ってみたい、そう憧れたそのホテルが目の前にある。夢のようです。そして、何よりも嬉しいのは、昨年末に、このホテル近くを車で通った時、「いつかは行ってみたい」という私の思いに、「一緒に行きましょう」と答えてくれたこと。そのことを覚えていて下さったことです。
圓山大飯店、振り返るとこの光景。
スケールが大きすぎて私のスマホやデジカメには収めきれない。
これは、正面玄関入ってすぐの見事な胡蝶蘭。
ロビーでは、古典楽器を使った演奏会が催されてました。
天井を見上げると…、梅の花の形をした「藻井」があります。梅の花の中央に、5匹の金龍が丸くなって龍の珠を囲んでいるのが見えますか?これは「五福臨門(すべての福を入口に集める)」という意味が込められています。
豪華すぎる内装にドキドキしながらも、まずはレストランへ向かいます。台湾ではレストランの予約時間に20分以上遅れるとキャンセルされるんだそうです。五月天ロケ地巡りで時間を使い過ぎ、少々遅れ気味です。ホント、ごめんなさい。
今回は、中2階にある『圓苑餐廳』でランチです。江浙料理と北方風点心のレストランです。
豪華な雰囲気。そして、大きな窓からは台北市内が一望できます。台北101を眺めながらの優雅なランチを楽しめました。
この画像は他サイトよりお借りしました。
私、とても緊張です。歩く姿勢も自然と背筋が延びてしまいます。ちゃんとマナー良く出来るかしら??
ご両親はとてもフレンドリーで、いつも素敵な笑顔が輝いています。特にお母様の笑顔は、向日葵の花のように燦燦と輝いているのです。お父様は、どんな質問にも答えてくれる知識豊富な方です。スマホで日本語に変換し、さっと差し出してくれる優しい方。そして時間緒ことなど周りのことをしっかり見据えて行動されているのです。
お料理にもびっくり。
オードブル
私が写真を撮るために、自分達の取り皿に入れてたお料理をもとの器に戻してくださいました。本当に優しい方たちです。
生姜と一緒に頂きました。紅麹の美味しいひと品。
三種類の小龍包。細切り生姜とお醤油を付けて頂きます。お花みたいな形の蝦の小龍包は、プリプリの蝦がとても美味しかったです。
『圓苑餐廳』で出される烏龍茶、その香り、奥深さ、とっても美味しかったです。こんなお茶を毎日飲みたい!!
蝦炒飯のレタス包み。めちゃくちゃ美味しかったです。蝦の旨味がしっかりご飯に染み込んでました。
レタスはひとり1枚。炒飯が余ったのですが、レタスを追加で頼んで下さいました。ホントは、ひとり1枚だけみたいですが特別なお願いを聞いて下さいました。このレタスは、シャキシャキ、ザクザクして野菜の甘みもありとても美味しかったです。
お肉料理
辛い物好きの私は、唐辛子もたっぷり。
柔らかい牛肉、とっても美味しい。
お魚料理
美味しいという以外の言葉が見つからない。大感激です。
鶏肉入りのスープ
鶏の旨味が効いたスープ。こんなに美味しいスープは初めてです。
坦々麺
かなり満腹ですが、頑張って頂きました。これがまた美味しくて
このあと、デザートにフルーツの盛り合わせがありました。パイナップル、西瓜…。これがまた美味しくて!!果物が豊富な台湾ならでは甘くて新鮮な果物でした。
何が一番おいしかったと聞かれたのですが、答えに困ります。1つ選ぶなんてことは出来ません。
素敵な場所で、温かい皆さんに囲まれ、美味しいお料理を頂く、、、そんな至福のひと時を過ごすことができ、とても幸せでした。台湾朋友、そしてご両親には心から感謝しています。
お食事の後は、 圓山大飯店を散策です。宮殿のような圓山大飯店。私は、どこをどう歩いたのか全く分からない。
大理石の階段、敷きつめられた豪華な赤い絨毯。
別館に当たる金龍館にあるには「百年金龍」の彫刻が飾られています。
「百年金龍」は、かつてこの場所にあった台湾神社の池にあった銅製の龍です。度重なる災難や大戦を逃れた唯一のもの。圓山大飯店が増築された際、細心の注意を払いいながら元の姿のまま、「金龍廳餐廳」(金龍レストラン)の入口に移動されました。1987年のリニューアルの際に、今のような24金となったのです。とても豪華で、力強さを感じました。
廊下から基隆河や台北101が一望できます。雲行きが怪しい。
とにかく、凄い!
迷路に迷い込んだよう。
ここはまさに宮殿。
宝塚歌劇の大階段みたい。
他のレストランも豪華。
雨が降る前に外を散策。こちらは客室。
どこまでも豪華絢爛な圓山大飯店でした。
圓山大飯店でのご紹介を受けた後、朋友とのご両親とは一旦お別れ。本当に感謝しています。けれど、私の語学ではその思いをきちんと伝えらませんでした。お母様は英語が堪能。私のなんちゃって英会話は足元にも及ばない。語学力のなさに落ち込みました。「誠意を持って接すれば伝わるはず」など、慰め言葉はたくさんあります。でも、ダメなんです。オトナとしてきちんと思いを伝えるのも礼儀のひとつ。恥ずかしかったな…。だから、次にお会いする時は、ちゃんと思いが伝わるように、自分の言葉でご両親とお話しできるようになりたいです。
親愛的我的朋友家人
謝謝您們的招待
託大家的福、讓我渡過了非常快樂的時光
衷心感謝
我永不忘記
謝謝…
謝謝您們的好意
そして、私と朋友は再び五月天ゆかりの地を目指し、YouBikeで台北の街を駆けるのです。