24度目の台湾旅行 親愛的台湾朋友
2017年9月7日~10日 2日目その③
12時28分 十分車站到着。荷物を駅に預け(有料)、身軽になって散策開始。
十分車站では、嬉しい再会もありました。九份の汽車路展望台で写真を撮ってと頼まれた上海人家族と再会。とても喜んで下さり、みんなで一緒に写真を撮りました。そして、宿で一緒に朝食を取ったドイツ人カップルとも再会。「Gute Reise(良い旅を」「Auf Wiedersehen(さよなら また会いましょう)」と言葉をかけ合いお互いの旅の安全を祈りました
。
十分車站からは線路沿いに老街方向へ進みます。お土産物屋さん、小吃店がひしめく合うように並んでます。
小沐は、おやつに腸包香腸(もち米のホットドック)を買います。
この画像の一番上の白いもち米を腸詰にしたものに、台湾ソーセージを挟みます。コレ、クセになる美味しさです。今回、私は食べませんでしたが、台北の公館夜市で食べた時の美味しさを忘れられません。
十分は天燈(ランタン)上げで有名。お願いの種類ごとに色分けされた天燈が売られてます。
天燈は、木や家に引っかからないようにするため、線路上で上げるそうです。凄い人で賑わってます。
最近は韓国人観光客が増えてるのかな?ハングルで書かれた天燈をたくさん見かけました。韓国語を話す店員さんも多く、「ここは韓国?」って思うくらいの賑わいです。
今回、最初は私も天燈上げをしたくて平渓線の旅を選びました。小沐と天燈を上げたい…、そう思っていたのですが、旅行の日程を決めるメールでのやり取りの中で玉小姐から「我們不放天燈,只看天燈,因為天燈會造成污染,詳細情形見面我再告訴你」という言葉がありました。私は、即座に納得。天燈上げを止めることにしました。天燈上げと環境問題については色んな意見や思いがると思います。天燈で生計を立てている方もおられます。ここではあえて述べませんが、私は玉小姐の考えに賛同しました。
十分老街という賑やかな通りををさらに進んで歩いてみます。天燈上げをする人で賑わった線路沿いとは違いひっそりしています。
昔ながらの建物を今も生活の場として使っている。この雰囲気が大好き。
「你好~」ってナンパされたかなと思ったら、この子が声かけてくれました。可愛い~
煉瓦造りの温かさと強さを感じます
十份國民小學
天燈の街だけに、子供たちのお願い事も天燈型のカードに書かれています。「百發百中」、願いがかなうと良いね
十份國民小學を越えると広い通りに出ます。さらに歩くと十分旅遊服務中心(ビジターセンター)があります。その奥には、こんな自然が広がります。緑や基隆河の水に恵まれた美しい光景が広がります。
川底の岩肌、大小に凸凹してるの見えますか?これは、軟らかい地質が基隆河の水流によりこのように変形したそうです。
四廣潭吊橋は基隆河に架かる吊り橋
見事な鉄筋の橋。
しっかりした造りの橋です。あまり揺れを感じませんでした。
吊り橋の下には四廣潭と呼ばれる潭(深く水をたたえた所)があります。底辺部分にも大小凸凹に陥没した石が見られます。大自然の面白さを感じます。台湾って本当に自然が豊富!
四廣潭吊橋を越えて川沿いを歩いていた時に見つけたもの。
燃え尽きて地に落ちた天燈です。
山肌にも同じものがありました。
大自然の中を歩くのはとても気持ちが様です。川のせせらぎ、鳥の鳴き声に癒されます。気温は高く暑いのですが、時々風が吹くと、エアコンの効いた部屋よりも気持ちが良いです。風が吹くと玉小姐は「有風」といいます。私も真似して「有風」といい、自然の風の心地よさを全身で感じます。
また新たな吊り橋発見。
平渓線と並んでかけられている吊り橋。列車の車窓からこの橋を見た時に、3人でここへ来ようと話したんです。
吊り橋を渡る前には、こんな可愛い庭園もあります。
あらら~、『ニルスの不思議な旅』のモルテンだー。ここまで飛んで来た?
可愛すぎる
こちらの橋も揺れません。
平渓線に沿って歩けるなんてとても楽しい!
吊り橋を降りたところはこうなってます。
吊り橋は、3っのワイヤーで支えられていたのね。
目の前に広がる公園には、なぜかお馬さんの銅像がいっぱい。
お馬さんの後は…、象か~
少し歩くと・・・
キターーーーーーッ
十分瀑布
十分瀑布は「十分大瀑布」といわれ、台湾でも屈指の瀑布です。
かなりの迫力に感動!
色んな場所から眺められるのでワクワク度は高まります
落下点スレスレの攻防!命がけじゃん!お魚さん達、見えますか?
加油~っ
とっても感動です。
台湾という九州ほどの小さいな島には、美しい大自然がたくさんあります。
親愛的臺灣…
臺灣是寶島
臺灣是美麗島
我愛臺灣
十分での滞在時間は2時間。駅に戻って列車に乗ります。一番後ろの車両の最後尾に座りたいという小沐。その願いはかないました。
こんな景色を堪能しながら平渓線の旅は続きます。
次は何処で降りる??
続きは次回に 。