3月25日(土)、京阪電車に乗って大阪府枚方市のある「枚方T-SITE」で開催されている【台湾フェア2017 もっと好きになる台湾】のイベント、『一青妙さん 台南の魅力を語る』へ行って来ました。憧れの一青妙さんのトークショー、とても楽しみにしてたんです
。
その前に、「枚方T-SITE」って何ぞや??
公式サイトは⇒こちら
「枚方T-SITE」は、欲しい“スタイル”に出合う百貨店。本を通してライフスタイルを提案する蔦屋書店を中心に、日常を豊かにするモノ・コトを集めた商業施設「T-SITE」。代官山、湘南に次ぐ3店舗目として、2016年5月16日にTSUTAYA創業の地である枚方に誕生したのが「枚方T-SITE」。その規模はTSUTAYA・蔦屋書店・T-SITE史上、過去最大。「上質な日常を届けるライフスタイルデパートメント」をコンセプトに、食、キッズ、美容など、三世代で楽しめる9フロアを展開しています。
スタイリッシュな建物です
中に入ってビックリ!!台北の松山文創園區にある誠品生活松菸店の雰囲気にそっくり!「えっ??ここ誠品生活松菸店??」って錯覚起こします。
「枚方T-SITE」で初めて開かれた長期間のイベントが今回の「もっと好きになる台湾」と題した台湾フェアー2017だそうです。3月18日~4月9日まで開催中。
4月7日~9日は「台湾グルメ屋台市」も開催。小龍包や魯肉飯、雪花冰、台湾紅茶などが楽しめるようです。
本屋さんだけあって、たくさんの台湾本が並びます。
私もこれからブログで沢山の台湾本を紹介しますね。
今日のイベントは、 4F イベントスペースで開催されます。
ここは、九份??そんな気分になります。何だかとてもワクワク
。
台湾愛に演出されたイベント会場。
九份…、また行ってみたいな。
一青妙さん、とってもスレンダーで知性溢れた女性です。台湾好き女子の憧れです
今日、妙さんが準備してくださったテーマは「台南の魅力 東海岸の魅力」。妙さんのルーツである九份のお話から始まります。お父様は、台湾基隆の顔家の出身。お母様は、石川県中能登町出身です。1960年~1970年代の鉱業で栄えた九份、お父様の会社である台陽礦業事務所のご紹介もありました。九份の坑道の魅力を話され「食べる所だけではなく、横道にそれ、そして昔を懐古して欲しい」といわれた言葉が印象的です。九份や金瓜石、また行ってみたいです。
妙さんは、日本人が台南を気にいる理由として、4っにまとめられました。
①街のサイズ感
②グルメ
③物価
④人情味
特に④に対しては、古都台南だけれど、日本の京都とは異なる。台南人は大阪人と同じで、情熱的、そして美味しいものがたくさんある食い倒れの街なのです。また、「日本人が台湾人を好きになるよりずっと前から、台湾人は日本が好きだった。それは片想いだったけど、今やっと両想いになった」といわれました。そうですね。台湾の方には辛い片想いの時期を過ごさせてしまいました。本当にごめんなさい。その分、心から台湾を好きになります。ずっとずっと両想いでいられるよう私達は深く台湾を愛してゆきます。
台南についてのトークは…
①日式とは
②今も残る昭和天皇の歴史
③日本が残したもの
④リノベされる建造物
このようなカテゴリーで進められました。
特に③について、日本は「文化」「言葉」「教育「鉄道」」「米」「鹽」「水」「砂糖」「フルーツ」を残したといわれ、台南の製糖業、塩田、そして烏山頭ダムを造った八田與一、上水道を整備した浜野弥四郎について述べられました。私は、いつか八田與一記念館へ行きたいと思うのです。
フルーツも日本が残したものと知り驚きました。芒果は、三井がインドから芒果を持ち込み、品種改良がされ、今日の愛文芒果が誕生したそうです。そして、台湾香蕉(台湾バナナ)のお話も面白かったです
。蓮舫(民進党代表)さんのおばあ様は、台南の香蕉産業で財を成したそうです。そして、日本から台湾へのお土産に喜ばれる「東京バナナ
」の形は、台湾香蕉の、小さくてコロッとした形を参考にしたそうです。何だか不思議なお話ですね。台湾の方、ご存知でしたか??
見えにくいですが、芒果冰のスライドです。玉井にも行ってみたいな~
。
トークショー後半は、台湾の東海岸といわれる宜蘭、花蓮、台東のお話です。
昨年発売された妙さんの最新著書『わたしの台湾・東海岸:「もう一つの台湾」をめぐる旅』で紹介された温泉地、グルメ、人、ショツプ、先住民の事をたくさん語ってくれました。やはり興味あるのは、東海岸の温泉と美味しいもんですね。私の台湾温泉デビューはいつだろう?美味しいもんもてんこ盛り。葱油餅、米苔目.、昔ながらのかき氷、檸檬の皮まで使った檸檬汁に檸檬水。台湾東海岸に飛んでゆきたくなります
。
昨年11月に自転車で台湾一周「環島」された時のことも話してくださいました。台湾の自転車メーカーGIANT(ジャイアント社)が、自転車ツーリングの夢を多くの人に実現して もらうための旅行会社「ジャイアント・アドベンチャー」(捷安特旅行社)も運営していること、その旅行社から毎月966㌔の環島ツアーが開催されています(一定人数が集まれば開催だそうです)。また、今年11月に開催される環島の祭典では「Team Tae」を立ち上げ、公募した参加者と共に今年も環島に挑戦されることを話してくれました。妙さんの台湾愛はますます深くなってるようです。素敵です
あっという間に、約2時間のトークショーは終わりました。妙さん、素敵なお話ありがとうございます。とても楽しかったです。
最後に少しだけ、妙さんとお話しさせていただきました。大きな瞳がキラキラ輝く素敵な女性です。すっかり妙さんのファンになりました
。
楽しいトークショーの後は、他のイベントも楽しみました。これ、買っちゃいましたよ~
木瓜酥
390円 8個入り
九福というメーカーのもの。九福鳳梨酥をご存知の方は多いのでは??木瓜酥(パパイヤケーキ)は、初めてなのでかなり気になります。食べるのが楽しみ。
台北、台中、高雄にある「印花樂」のグッズもあります。
「印花樂」、迪化街一段のお店しか知らなかった。台中や高雄にもあるのね。今度行かなきゃ
。
台湾茶や茶器の販売もあります。試飲もできるし、お茶の入れ方も詳しく説明してくれました。
貴妃茶を試飲しました。香りがとても爽やか。美味しいお茶でした。
一青妙さんの本…
『わたしの台南「ほんとうの台湾」に出会う旅』については、過去記事を参考下さい⇒こちら
この本をもとに、2016年2月には14度目の台湾旅行「高雄・台南」に出かけたくらいです。
そして、次回の台湾旅行の参考にしたいのが『わたしの台湾・東海岸:「もう一つの台湾」をめぐる旅』、この本についても過去記事を参考下さい⇒こちら
そして、イベント巡りの後は、久々にお友達と、2歳になったお嬢さんhua姫にも会いました。五月天の話や台湾旅行話を聞いてもらいました。それにしても、hua姫、可愛かったな~
。また会いたいな~
。
さらに…
梅田に戻って、阪急百貨店梅田本店の沖縄物産展(地下2階開場)で、大好きな沖縄の美味しいもんを買って来ました。
一度食べたかった恩納村の「琉球銘菓 三矢本舗」のサーターアンダギー
ついにお目にかかれた「幻の味 ブルース」。これは、牛乳と一緒に食べるとめちゃくちゃ美味しいそうです。数量限定なので、沖縄でもなかなか手に入らない「幻の味」、まさか梅田で出会えるとは
。「もちもち ふわふわ しっとり」な、昔懐かしく不思議な味だとか。
では、皆様、台湾に思いをはせて良い週末をお送りください。