「オヒサシブリデス！」と、好久不見な再会の後、霧峰林家宮保第園から晩餐のお店まで台湾朋友Ｓさんの車は走ります。kelly 、Ｓさん、私達3人が会うのは初めて。会話は、日本語、台湾華語、英語というなんと不思議な世界です。国籍は臺灣
と日本
なのに面白い展開です。そして、楽しい会話のうちに、あっという間に到着です。
今日の晩餐は…
「九號碼頭‧99食尚熱炒料理：大里店」（大里區大明路466號）
このお店は2003年創立。台中市に7店舗構える居酒屋さんです。「熱炒」（ルーチャオ）、これは「台湾式居酒屋
」の意味。私の「台湾でしか食べられないもの」「台湾の普通の食事」「高価で豪華じゃなくていい、安くておいしいもの」という願いを叶えてくれました。
店内は広々～。18時過ぎとまだ明るい時間だったのでお客さんは少な目。でも帰るころには満席でとても賑やかでした。
画像右手にはおかわり自由なご飯
と台式炒米粉（台湾式焼きビーフン）
があります。台湾の熱炒は「ご飯おかわり自由」というミラクルなシステムが殆んどだそうです。
注文は、メユーが書かれた伝票のチェックボックスにチェックするのみ。冷盤類、熱炒類、香酥類、三杯類、清蒸類、青菜類、湯類、新增菜類とメニューも豊富
。お店の名前にあるようにひと品99元。これなら旅行者も安心。
私たちが選んだ…、というか何が何だかわからないので、説明してもらいながら2人に選んでもらった熱炒の晩餐
左）台湾特産の貝、甘いお醤油のタレで頂きます。甘いとはいえお醤油です。タレが多い部部はしょっぱく感じるので要注意。貝は、肉厚があって美味しい
右）麻婆豆腐：辛い物大好きなのでこれは外せない。台湾で食べる豆腐、大好きです
。麻婆丼にして大盛りで食べたい
。
台湾の葱は好吃～
。噛めば甘さが口の中に広がる。山盛り食べたいほど葱が美味しい
。これは多分「葱爆牛肉」という葱と牛肉の細切り炒め。これ、マジ美味しかった～～
。
「蛤仔湯」（ハーマータン）ハマグリのスープは本当に美味しい！！ハマグリ
の味が凄く出てるんです。一緒に茹でた冬瓜がハマグリの味を吸ってこちらも美味。大きな器にたっぷり入っているのでたくさん頂けます。
豬血糕（モチ米に豚の血を加えて固めた具材）の入った「五更腸旺」。他にモツ、葉ニンニクも入っているらしい。何てったって「豬血糕」。これは食べる前に“豚の血”という文字におののく
。過去にも食べたことはあるけれど、食べるのに勇気がいるひと品。そして、噛むと「ぐにゅ」っと潰れる微妙な食感。ここで再び“豚の血”という文字が脳裏をよぎる。なんとも言えない台湾の食材です。
台湾風にご飯にのっけて食べてみました。
台湾のご飯、日本のご飯とはまた違った美味しさがります。台湾ではおかずをご飯にのっけて食べるパターンが多いようですが、私は白いご飯がおかずで汚れるのが嫌なので（別に汚れるのではないけれど）、やはり別々に食べたいです。けれど「郷に入れば郷に従え」ですね。台湾のお茶碗
は、日本のお茶碗より一回り小さいです。女性なら2杯、男性なら3杯は食べれるでしょう。私は、2敗目を台式炒米粉にしました。モチモチした米粉、好吃です。
これ、美味しかった～～。殆ど私が食べたような気がする。やめられない美味しさ。
と、いいつつも…、何だっけ？？這個菜是什麼？我忘記了～
一皿の量が多い！！
日本お居酒屋のような気分でたくさん頼むと食べきれないことになります。紅茶は飲み放題。勿論お砂糖入り。甘い飲み物は飲まないようにしているのですが、だんだんと甘さの魔力にのめり込んでゆく～
。
食べ終わった頃は、もう真っ暗
「九號碼頭‧99食尚熱炒料理：大里店」、台湾のおいしいものをたくさん食べれました
。ひとりじゃ来れないお店、そして台湾で暮らしていたら、こんな風に友人たちと夕食に来るであろうお店。「住むように旅したい」という私の旅のコンセプトそのものを体験できました。お店を探してくれたSさん、Kelly に感謝です。
さて、私の行きたい場所と食べたいものはまだあるんです。16度目の台湾旅行1日目、まだまだ続きます。
では、また…
※今回おお料理に名前、色々と記憶を辿って思い出しました。画像と料理名に間違いがあればご指摘ください