6時13分 中山一路。夜明け前の静けさ。どんな時も力強くたたずむ85観景台/東帝士85ビル 。かっこいい~。
そして、私が目指したのは、高雄も守り神と勝手に決めつけてる三凰宮。
今回も、高雄へ来れたことへのお礼、充実した旅行が出来たことへの感謝をはじめ、果て無き欲望の数々を叶えてくださいとお祈りしていました。勿論、私が溺愛するhua姫(ご存知、友人Sさんの愛娘)の成長のご報告と、これからも元気にスクスク育ちますようにとお祈りしてきました。そして、とどめは「また高雄に戻って来れますよーーに」です。
この三凰宮、1月14日には、民進党の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席と高雄市長花媽もお参りされてます。もちろん、総統選挙の必勝祈願です。(画像は花媽より)
この真剣なまなざし!!そして、もうみなさんご存知ですね!!16日の総統選挙では蔡氏は689万4744票(56.1%)を獲得し、与党・国民党の朱立倫主席(381万3365票、31.0%)、野党・親民党の宋楚瑜主席(157万6861票、12.8%)を破り、8年ぶりで史上3度目の政権交代を果たしました。台湾が新しくなるのです!!加油新政府、新國會。
再び、あひる家さんに戻り、帰国の準備をしていると、同室の方が教えてくれた美味しい話で盛り上がります。高雄で人気のお土産です。
「木侖」のナッツバーだそうです。「“高雄で人気のお土産”で検索すると出てくるよ」といわれたので調べてみると、ホントにすぐに出てきました。https://welove.expedia.co.jp/destination/asia/taiwan/9579/
これはかなり魅力的!!早速、次回のミッションもできました。さて、次はいつ高雄に戻ってくるのか…。
今朝はSさんが、8時にあひる家さんの前迄迎えに来てくれることになりました。早餐に連れて行ってもらえるのです 。昨日は、長距離の運転で大変だったのに、本当にありがたいです。向かった先は高雄市鹽埕區新樂街。TMRT鹽埕站近くです。駐車場はどこもいっぱいで、駐車スペースを見つけるのはとても大変でした。Sさんはとても大変だったと思うのですが、私は、台湾の道路事情や駐車の仕組み(日本でいう路上駐車が認められているゾーンもある)を経験で来てとても楽しかったのです。
高雄市鹽埕區新樂街
ガイドブックに載ってない地元民のためのエリアへ突入です。こういう場所へ行きたかったのです。ここに住んでるような錯覚すらおこします。
ご近所の方で賑わっている場所を発見。
大溝頂無名虱目魚丸米粉(高雄市鹽埕區新樂街198之38號)。虱目魚(サバビー)を中心にした早餐のお店です。港町だけある高雄は、台北よりも魚の消費量が多いような気がします。
この賑わいとエネルギッシュな食事風景。高雄のパワーを感じ ます。
台湾は「外食文化」だと聞いたことがあります。女性も朝から家族とともに外食。日本では、殆ど見られない光景かも。それにしても、パワフルです。こんな中で食べるんですから、食も進みます。
魚腸(魚の キモ ⇒ 訂正…魚の腸)
程よい苦みがありますが、気になりません。一緒に食べる生姜がキモの臭みを消してくれます。台湾の生姜は、ピリリッ!とした刺激がまろやかなので、食べやすいです。また、臓物系は噛み切れないのでは?という心配もりましたがちゃんと食べれます。美味しいです。
魯肉飯
お肉がカットされていない魯肉飯は初めてです。食べごたえあります。魯肉飯、美味しい!!台湾のお米は、何かおかずを乗っけて食べる、おかずと一緒に口に運ぶのに適した味だと思います。
煎魚肚(虱目魚の腹身を焼いたもの) Sさんセレクト
虱目魚には小骨がたくさんあります。小骨の処理をしていないので、骨抜きしなきゃいけません。Sさん、いとも簡単に手際よく骨抜きを始めます。腹身の繊維の方向さえ分かれば簡単だそうです。そして、骨抜き処理した食べやすい実の部分を分けてくれたのです。あぁ~、何て美味しいんでしょ。安心して食べれます。煎魚肚はジューシーで、身がもっちりしてとても美味しい!!毎日食べてもいいくらい。
魚肚湯(虱目魚のスープ)なんと、これにも小骨が~。でも、大丈夫。こっちもちゃんと小骨を抜いてくれました。私はその様子を嬉しそうに見ているだけ、ついつい甘えてしまいます。何から何まで、至れり尽くせりのSさんです。虱目魚は、とてもオイリーですが、スープの味そのものは淡白です。
朝から、もの凄い量を食べました。12月といえども、亜熱帯の高雄で暮らすには、早餐をしっかり食べることが必須のようです。