7度目の台湾旅行 2014年9月25日~27日 3日目 その3 集集線の旅 そして桃園国際機場へ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 
   レトロな趣の車埕火車站です。車埕火車站(車埕駅)は日本統治時代に建設された集集線の終着駅。集集線は全長29.7㎞で台湾最長の支線です。その終着駅と言うことから「最後的火車站(最後の駅)」と言う別名でも呼ばれています電車ブルー
 車埕火車站は、1999年の921大地震で他の集集線駅と同じく壊滅的被害をうけました。駅舎の復興にあたっては以前の鉄筋コンクリートの建物から、林業で栄えた町の特徴を生かすべく、木材を多用した現在の外観に生まれ変わりました。その素朴で優雅なたたずまいは、台湾で「最も美しい駅」キラキラと言われています。

 列車が入ってきます。駅にいた人たちみんなが鉄男さん、鉄子さんに変身です京急旧1000

Yuさんも鉄子さんでした~

 土曜日なので、こんなに混んでます。外観の賑やかなデッサンと異なり、内部は現代的です。さて、車埕火車站から二水火車站までの7っの駅で構成された集集線の旅が始まります。

車埕火車站水里火車站集集火車站
集集火車站ここは、集集火車站。日本統治時代に建てられた木造駅舎が 残っています。これも921大震災で倒壊したものの、戦前の設計図を元に復元 され、今では町のシンボルとなっています。この町は、樹齢700年の集集神木や、震災で倒壊されたまま保存されているが「武昌宮」あり、見どころ沢山だそうです。Yuさんは、こんな町が大好きといっています。
 
 集集火車站龍泉火車站濁水火車站です。
濁水火車站 濁水火車站。濁水はトウモロコシやお茶の栽培が盛んだそうです。何もない静かな駅で、乗り降りする人もほとんどいません。

小Mのカバンは、何でも入ってる魔法のカバンです。この本を取り出し見せてくれました
 台湾語の教科書です。木頭娃娃奇遇記」、レイチェル・フィールドの童話です。は原題は「Hitty, Her First Hundred Years HITTY HER 1ST HUNDRED YEARS」。日本でも「ちいさな人形とちいさな奇蹟」として翻訳されています。主人公の名前はヒティ。100年前に行商のおじいさんが、幸せを呼ぶナナカマドの木から作った小さなお人形。いま、誰もいないアンティークショップでそっと羽根ペンを手に、これまでの大冒険を語りだすと…、いう物語です。この本は、台湾各地で小学校の推薦図書になってます。
台湾語教科書台湾語、全く分かりません

濁水火車站源泉火車站二水火車站と続きます。
二水火車站に到着です。集集線7駅の旅は、約1時間です。
二水火車站の碑 二水火車站には、日月潭への誘いの碑があります。

  この列車に乗って、新鳥日という台中高鐵(台湾新幹線の台中站)に連結している駅まで行きます。
    私が小Mを撮り、小Mが私を撮ります小Mと一緒にいると、子供の頃にタイムスリップできます。私に「好朋友音符として接してくれてありがとう。子供の頃に時計を戻してくれた小M、あなたがくれた時間は、今思い出しても胸が熱くなり涙が出そうです。
 すっかり仲良しの私達は、発車ギリギリまで、車内やプラットホームを走りまわって遊んでたので、Yuさんは、乗り遅れないか心配してます。
 
 無事に出発したので、みんなで自分撮り 


二水から新鳥日へこんなのどかな駅が続きます。

 
彰火火車站 彰化火車站。ここは、いつか来てみたいところ。彰化は「肉圓」(バーワン)発祥の地。めちゃくちゃ美味しい!!とYuさん絶賛です。次回はぜひ彰化にご一緒したいですね


 
 さて、新鳥日火車站に到着です。ここは、台湾高速鉄道(高鐵)高鐵臺中站に連結しています。
新鳥日火車站から高鐵臺中站 超近代的な高鐵臺中站は目の前です。

 新鳥日火車站から高鐵臺中站移動 高鐵臺中站へ行くためには、改札口で切符の裏にスタンプを押してくれますスタンプ。この切符は、小Mが書いている旅行記に残されるんでしょうね
 

高鐵臺中站は、高鐵のテーマパークみたいで楽しいです
高鐵臺中站ダンボールでできた列車と駅舎。台湾アートってすごく面白い

こちらは、鉄道ショップ。高鐵に限らず、台湾中の鉄道に関するグッズやお土産物が売ってます。もの凄く購買意欲を駆り立てられますよ~。鉄男さん、鉄子さんは勿論、そうでない方も時間が経つのを忘れて楽しめます。



子供たちが遊べるスペースもいっぱいあります。子供の夢を伸ばし育ててくれるワンダーランドだと思います


改札を済ませ、エレベーターでプラットホームへ昇ります。高鐵臺中站周辺はこんなにのどかで何もないです。
 
 14時01分発の台北行きに乗ります。3人並んで座れるように、切符は早割でYuさんが買ってくれてました。Yuさん小Mは、自分たちの降りる新竹を越え、桃園国際機場まで送ってくれます。凄く有難く嬉しいです。でも、お別れが近付いていることも意味するので、テンション低めの私です。


 と、いいながらも、遅めのランチタイム。憧れの「便當」お弁当
そう、ホントに「憧れ」だったんです。台北ステイ している時も、一食を「便當」にたいな~と思ってたくらいです。今回、念願かないました。私の狂喜乱舞のお隣で、小Mは再び試練を迎えてます。今回は「割り箸割り箸」が使いたかったのです。でも、Yu媽媽の教育方針は、エコを大切にする持参の「My 箸箸」使用。Yu媽媽の顔が厳しくなります。きちんと小Mに説明しているようです。小Mも葛藤の末、納得したようです。でも、ゴメンね小M。私が割り箸使ったから、使いたくなったんだよね。いつもならそんなこと言わない小Mの自律心を乱しちゃったね。反省すべきは私ですねごめんなさい

小Mは、ちゃんとMy 箸箸を使います。偉いね!またひとつ大人になったね


排骨飯(パイクーハン)と煮卵のゴールデンコンビ。お魚の揚げ物、大根の漬物やブロッコリーも付いてます。お肉は、お箸で切れない硬さです。骨付きなので、ガブッとかぶりつきます。日本では味わえない台湾独特の甘辛い醤油味と八角風味がたまりません。メチャクチャ美味しいです。好好吃~手羽元唐揚げ。そして、煮卵がまたまた好好吃~半熟煮玉子。このボリュームたっぷりの便當」高鐵桃園站に到着する14時38分までの37分間で完食せねばならないとは、何と大変なことか!!車窓の景色はそっちのけで一生懸命モグモグと食べました。お肉、固めだから大変なのよね~。でも、ちゃんと食べましたよ。完食とほぼ同時に高鐵桃園站へ到着。便利なことに、チャイナエアラインチャイナエアラインは、高鐵桃園站でチェツクインできるのです。これはとても良いシステムです。荷物も預けられるから身軽に空港へ行けます。まぁ、私は思いっきりリュックに詰め込んでるので、預ける荷物はありません。

 高鐵桃園站からは、バスで桃園国際機場まで行きます。バスの本数は数分刻みですので安心です。でも、確実に迫っている旅の終わりは、心を切なくします。

 では、ラストは次回に…。