7度目の台湾旅行 2014年9月25日~27日 3日目 その2 伊達邵の朝ごはん そして車埕へ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

  ゆっくりと邵族の村を散策できました。お腹も空いたので、朝ごはんです。
 「早點過来 晨食館」という朝ごはんのお店へ行きました。
   小M、何にしようか考え中!

    これがメニュー。私は「玉米蛋餅」にしました。玉米」、何だと思います?実は、私も知りません。何が出てくるのかお楽しみです。メニューが分からなくても、テキトーに頼む、これも海外での冒険です。喜んだり、がっかりしたりと楽しいですよ

 豆漿和玉米蛋餅 私の朝ごはん「豆漿35元と玉米蛋餅40元」。

これが「玉米」です。
 玉米蛋餅 ハイ、「とうもろこしとうもろこしです。私にとって「とうもろこしとうもろこしは、可もなく不可もなくという微妙な存在です(笑)。ボリュームも味も物足りないので、スパイシーなソースをかけてみました。それでも、フツーの味でした。私にとっての台湾朝ご飯の帝王は、台北の「阜杭豆漿」ですね。

 漢堡(ハンバーガー) 小Mは、漢堡(ハンバーガー)です。

 私達、大急ぎで朝ごはんを食べました。ただ今、8時30分。9時前のバスに乗って、伊達邵から日月潭水杜へ行かねばならないのです。大急ぎで、宿に戻り、バス停まで全力疾走です走る ダッシュ  ダッシュ。あ~、しんどかった

 今回のバスの旅、伊達邵から日月潭沿いに湖を眺めながら水杜へ戻ります。昨日は、遊覧船で水杜から伊達邵へ日月潭を横断しました。今日は、日月潭に沿ってのバスの旅。車窓から眺める景色もとても綺麗です
伊達邵から水杜碼頭行きのバス 
 
 伊達邵から水杜碼頭行きのバス マウンテンバイクで日月潭を一周するのかな??ツーリングでこの地に来る人も多いです自転車 自転車。ツーリングといえば…、五月天のギタリスト石頭を思い出します。そういえば、日月潭を泳いで渡りたいと言ってましたね。彼なら、出来るでしょう!!

伊達邵から水杜碼頭行きのバス 私と小Mは、すっかり「好朋友ラブリー音符です。今日は、並んでバスに座ります。楽しそうな小Mの笑顔でしょ

日月潭から車埕車站行きのバス 9時半発の南投客運による日月潭水杜から車埕行きのバスに乗ります阪神バス。バスというか、マイクロバスという感じですね。

 日月潭から車埕車站行きのバス 車内の様子です。

 日月潭から車埕車站行きのバス 私達は、運転手さんの真後ろに3人ならんで座りました。凄くごちゃごちゃしてますね~。真ん中にあるのは悠遊卡yōuyóuJRのSUICAとか ICOCAみたいなもの)のタッチパネル。悠遊卡は、とても便利です。台北のMRTやバス利用時、新北市、基隆市、宜蘭市でも使えますが、台湾中部でも使えます。ただし、台湾南部の高雄では使えません。なぜかって??国民党寄りの台北、民進党寄りの高雄の関係があるからなんですよ。

 玉菁さんが「日月美」で買ってくれた紅茶 バスの中で突然、Yuさんに渡されたもの。宿泊した宿「日月美」で私のために買ってくれてたんです。今回の日月潭旅行を計画している時から、ずっと台湾紅茶を飲みたいといっていた私の思いを察してくれたのですね。昨日飲んだ「台茶18號」もとても美味しかったです。本当にうれしい出来事です。Yuさんの「溫柔」にとても感謝しています。

 さて、バスは、だんだんと日月潭を離れてゆきます。美しい水面の景色が、亜熱帯の森林風景に変わります。
月潭から車埕車站行きのバスからの風景 
 月潭から車埕車站行きのバスからの風景 

 バスに揺られて30分、10:00ちょうどに車埕(Chēchéngチャーチェン)火車站に到着しました
 車埕火車站は、集集線という彰化県二水郷の二水火車站から南投県水里郷の車埕火車站 に至る全長29.7キロの鉄道路線です。この路線は、日本統治時代に建設資材などを輸送するために敷設されたもので、車埕は林業の町として栄えていました。車埕周辺の山々で伐採された木材はここに集められたのです。

 車埕火車站の後方には、巨大な鉄筋コンクリートの壁が立ちはだかったいます。
車埕火車站からダムを臨む 明潭ダムです。この後ろにダム湖の明潭水湖が控えています。日中は日月潭から明潭水湖に水を落として発電し、電力需要量が減る夜間は、台湾島内の余剰電力をエネルギー源にして明潭水湖の水を日月潭に戻しているのです。この発電所建設やダムは日本人が作ったもので、これらを造るために集集線も作られたのです。そして、車埕火車站には、建設に必要な建材が集められたそうです。車埕は林業、水力発電、ダム、そして鉄道の町なのです。

  火車站のお手洗いトイレマーク。あまりにも木材が綺麗だったので記念に1枚撮りました。林業が栄えているだけに、風情ある木の趣を感じます。



 車埕火車站鉄道好きには堪らない光景でしょうねディーゼル機関車

車埕火車站 自然一杯の中で鉄道が楽しめます。この車両の中は、展示室になっていて、台湾全土の鉄道地図が駅名入りで展示されています。また、日月潭や集集線が走る地域の模型地図もあり、今まで旅してきた軌跡をたどることが出来ます。小Mは大はしゃぎ。そして私も小Mと同じ9歳に戻った気分で、心から楽しめました。単に鉄道が面白いというのではなく、1900年初期に、人力で山を切り開き、線路を引くという人々の努力に敬意を示したくなります。日本と台湾の汗と涙の結晶は、深い友情と絆に発展したのだと思います。画像右手の大きな木は、この地に多く生息する樟脳のようです木


 
車埕火車站 何とも言えない素朴な光景です。日差しは、厳しいです。でも、この景色の中には、穏やかな時の流れがあります。いつまでも立ち止まりたい穏やかな場所です。


 「車埕木業館」には、昔の製材所の様子が復元されてます。ここは、木工や鉄道のお土産がたくさんあります。ここで、小Mには、試練が待ってました。鉄道好きの小Mは、どうしても鉄道模型が欲しかったのです。ただ、今回は、旅行前にYu媽媽と「欲しいものは1つだけ買う」という約束をしていたそうです。昨日、小Mは日月潭纜車站(日月潭ロ-プウェイ乗り場)で、帆船の模型を買いましたヨット。でも、どうしても鉄道模型西鉄1300形が欲しい小Mと、Yu媽媽の母子のやり取りが始まりました。Yu媽媽は私に「小Mは、欲しいものは1つだけ買うと約束した。今回2つ買うと、次は3つ欲しがる。今回、約束を守ることはとても大切」といいます。Yu媽媽小Mを愛するが故の、母としての教育場面ですね。私は、じっと見守ることにしました。ちょっと怖い顔になったYu媽媽と、うつむく小M…。ノスタルジックな車埕で起こった大きな試練です。そして、小Mは、ちゃんと聞き分けてくれたのです。小M、偉いよ!!この旅で、彼は1つ成長したと思います

  木材を巧みに使った車埕火車站のインフォメーションセンター。荷物は無料で預かってくれました。ここでも、私が日本から来たと分かると、職員のお姉さんが、とても喜んでくださりました。三人一緒の写真も撮ってくれました。そして、知っている日本語でたくさん話しかけてくれたのです。私は、私の知る簡単な日常会話「我愛台湾」「加油台湾」「謝謝」などで答えました。流暢なコミュニケーションはできませんが、お互いが相手の国の言葉を話したい、相手に喜んでほしいという気持ちで接したら、とても温かい心の交流と幸せを感じることが出来ます。相思相愛の日本と台湾だからこそできる喜びだと思います。この場所は、日本統治時代にゆかりのある場所です。時が流れた今でも、日本を大切に思ってくれるこの地の方の思いは、本当にありがたいです
 ※今回の私、「6度目の台湾旅行」で買ったStay RealのTシャツを着ていますスポンジボブ。題して「スポンジボブスポンジボブのお里帰り」でです笑

 さて、これから私たちは、集集線に乗ります。彰化県にある二水火車站までの29.7キロの旅、そして、桃園までの帰路の旅になります。

続きはまた次回に…。

ティーカップおまけティーカップ
Yuさんに頂いた「日月潭紅茶」はとても飲みやすい紅茶でした。水色も綺麗で、フルーティーな香りです。ストレートで飲むにもってこいのお茶でした。先月、阪急百貨店うめだ本店で開催されていた「英国フェア2014」イギリスで買ったMaetin Chiffers のスコーンと一緒に頂きました「阪急百貨店・うめだ店「英国フェア2014」に行って来ました」(←左クリック