7度目の台湾旅行 2014年9月25日~27日 27日目 その4 日月潭湖畔で刈包ランチ | J'aime・・・

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私の好きな台湾、五月天、そして宝塚。
好きなものに囲まれた日常の出来事を書き留めていきます。

 私達のお楽しみ、そして日月潭のお勧め観光、日月潭纜車(日月潭ロープウェイ)に乗りに出かけます。でも、その前にちょっと遅めの午飯wǔ fàn (お昼ごはん)です。ホテルの前の義勇街は、レストランやB級グルメのお店が軒を並べてます。とても楽しい通りですよ。時刻は13時半。ちょっとお腹が空きましたね。


 Yuさんお勧めの「刈包kài bāo」です。これは、台湾版ハンバーガーです。

猪肉  私の選んだ具材は猪肉(日本の豚肉のこと)柔らかくて味が染み込んでます。美味しそ~
 

  こんな風に楕円形の饅頭(マントウ)に、キュウリキュウリの輪切りやお葱葱、ピーナツ粉をトッピング

たっぷりおまけしてくれました   キュウリキュウリの輪切りをたっぷり入れてくれました。これで50元。

小沐はソーセージを買う 小Mは別のお店で台湾香腸(台湾ソーセージ)を買ってます。それをさっきのお店に持ってゆくと饅頭(マントウ)に挟んでくれるのです。このやり方、自分流の好きな包が作れて楽しいですね。

  さて、各々好きな刈包を持って午飯の始まりです。
日月潭を臨む午飯 日月潭に面した広場でに腰を下ろしました。お日様のした、ピクニック気分です。

 刈包 好吃~ 饅頭(マントウ)は、もっちりフカフカです。この食感、クセになりそうです。トロットロに煮込まれた猪肉は、軟らかくてしっかり味がしみてます。トッピングのきゅうり、葱、香菜はシャキシャキです。そして私の大好きなピーナツ粉が香ばしくて凄くいいアクセントになってます。メチャクチャ美味しいです

小Mが台湾香腸を一切れ分けてくれました。台湾男児は子供の頃から優しいのですね。大きくなったらどんな恋をするのかな?デートでも優しいんでしょうね。楽しみだわ。
この香腸、ジューシーで塩味が効いてます。ソーセージ好きの私にとっては、たまりません!!

 豆知識
 刈包kài bāo(割包gē bāoと表記されることもあります)のお話をしますね。刈包は、 豚肉を包むパンが虎のように大きな口を開けて豚を食べているよう に見えるので、別名「虎咬豬」豆寅とも呼ばれます。
 楕円形の白い蒸しパンに猪肉(豚のバラ肉)、酸菜(漬物)、香菜、ピーナッツ粉を挟んで食べます。パンの皮はふわりと甘く、肉もやわらかく味がなじみ、油っこくはなく、酸菜の塩分と酸味が程よく、ピーナッツ粉と香菜の香りもよく効いています。

 刈包の由来は、福州(福建省)で食べられていたものを改良したのが発祥で、もともとはスープ入りの肉まんじゅうだったものが、台湾に伝わってから改良されてスープのない刈包になったと言われています。
 饅頭(マントウ)や包子(パオヅ)といった中華蒸しパンは、三国時代(220~280年)の諸葛が孟を平定した後、現地の祭りで人の頭を供える悪習を改め、代わりに発展したと伝えられています。後に、味が単調なので、中に肉や野菜の餡を入れて食べるようになったのが、刈包の始まりです。
 台湾は毎年旧暦12月16日の尾牙(忘年会)に刈包を食べる風習があります。虎がお金のいっぱい入った財布を食べるような形に似ていることから、一年間のよくなかったことを全部食べてしまうといった意味が込められていますトラ ⇒ 

 2014年の旧暦12月16日は、新暦で言うと2015年2月4日(水)です。この日は、私達も「刈包」を食べて、1年間の嫌なことを飲み込んじゃいましょ~ね 。(日本でも「刈包」は食べれますよ。中華街やデパ地下の中華総菜のお店など覗いてみてください)



 さて、次はいよいよ日月潭纜車(日月潭ロープウェイ)です。その前に、今日は、日月潭に関する嬉しい話題が飛び込んできたのでアップしておきますももチャリ
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