一昨日のことなんですが、夕方、不思議系の女性が入ってきました。

年の頃は、23~24歳と思われる彼女は、入ってくると体をクネクネさせながら小物をちょこちょこ触り始めたのです。

ちょっと挙動不審な臭いがしたので、わたしは先手を打って話しかけてみました。

『お財布をお探しですか?』

すると、彼女は『(エヘへと笑いながら)仕事用のバッグを探してるっていうかぁ。いつも店前を通っててずっと入って見たかったんですぅ』と答えました。


「そっか、入ってみたかったのか。うちの店入りにくくしてあるから、こういう若い子は入るの勇気いるものね。仕事用のバッグ、お勧めしよう」と思い、彼女の視線の動きを追いつつ、どんなものを探しているのか探っていました。

しかしね、彼女の動きは定まらず、今バッグを見たと思ったら、財布を触ってみたり、またバッグを触ったと思ったら、全然共通性のないものを触る始末・・・

このままだと危ういぞ~と思って、また質問。

でも、彼女の答えは答えになっていなかった汗

ただ仕事用と繰りかえすばかり・・・

結局、私が判断するに自分の意思がないひとらしいのです。

きっとデパートとかで店員さんに勧められたものを買うタイプなんじゃないかなあショック!

それはそれでいいと思うんです。

「あくまでもお客さんのニーズを引き出しつつ、いろいろなバッグを提案して、それらの中からお客さん自身が自ら選択する」というタイプの店なので、やはり全く何もイメージせず来店しても正直難しいかなあ。

って、そんな大したことではなく、「仕事が〇〇な仕事だから、できるだけシンプルじゃないとダメ」とか「A4サイズがこのくらい入らないといけない」とかそんなことで充分なんです。


そんなこんなで、「バッグがたくさんありすぎて決められないからまた来ます」と言って、彼女は出て行きました。


彼女に接していて、前職で店長だった時に受け持った部下のM・Rという女性を思い出した。

私の店に配属されてきた新卒の彼女は、とにかくマイペースで他人よりも覚えが悪いタイプでした。

でも、それが彼女のキャラクターでもあったし、仕事を覚えるペースはひとそれぞれスピードが違うのが当たり前なんだから、元来前向きなわたしは気にしていなかったのですにひひ

仕事に対する姿勢も真面目だったし、彼女の能力を伸ばして生かしていくのが上司としてのわたしの責任だと思っていました。


しかし、ある出来事で、彼女の根本の部分が見えてしまってドン引きしてしまったんです青スジ

彼女は実家から通勤していて、その実家はかなり遠かった・・・

電車の時間の関係で、早番は入り時間に間に合わず、遅番も終電がなくなるので、せっかく時間帯責任者として稼動してもらおうにも中途半端だった・・・

彼女自身もそんな状況が嫌だからと言って、店のある志木駅周辺に引っ越したのです。

正直、実家からでは通勤可能な店舗数がすごく限られてしまうので、引っ越したことで仕事の可能性が広がったとわたしも喜んでいました。

引越し後3~4ヶ月経って、彼女に異動の話が出ました。

しかも、上野の売上ボリュームも大きな店。

新卒にとってはすごく良いチャレンジになるお店だったんです。


彼女にその異動の話をすると、なんと子どものように大泣きしたんです目

『異動があるなんて、私聞いてません。せっかく引っ越ししたのに。』と言いながら泣くんです・・・

「えっ?えぇっ??」とびっくりしつつも、あくまで冷静に『R、自分が言ってる意味がわかってる?あなたは社員なんだよ。この異動はすごく自分のためになるし、会社はRにそれだけ期待してるって表れなんだよ』と話しましたよ。

でもね、彼女は泣くだけで自分の意見も言わないまま叫び

しばらく(私が)話して、『じゃあ、仮に私がこの異動をなしにしてくれって(私の上司に)頼んで、それでも異動だって言われたらどうするの?』ときいてみた。

そしたら、な、なんと『そのときは、仕方がないですけど会社辞めます』と言い放ちましたよ、彼女は!!

ドン引きした。

それでも、Rの上司として説得して、彼女は上野に異動しました。

しかし、その1年ほど後に退職しました。

理由は、結婚。

そういえば、仕事が終わると駅の改札前で彼氏を待ってる姿をよく見たっけなあ。

異動はしたけど、こいつそう遠からず会社辞めるに違いない!と思った私は間違っていなかった!


生き方はひとそれぞれです。

しかし、わたしは彼女のような行動はしたくないし、絶対しません。

私、間違ってるかなあ??