サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
私が大好きな本
大好きと言うより一番泣いた本、辻仁成さんの
”サヨナライツカ”
新幹線の中で読み終わって、降りた京都駅で
知らない人達に変な目で見られる位泣いてしまった
3年程読んでなかったこの本
また今日読んでみよぅと思って、本棚から出してきました
始まりのこの短い文章だけでも、もぅ泣けてくる程
この本の中の主人公と自分を重ねてしまぅ
最近気持ちの変化があり、
ずっと長い間叶わぬ恋をして、
いーっぱい泣いて、いっぱい傷ついて
思い返せばもう二度とあんな思いしたくない!
って思ってたけど、あれがあったから
今の自分がいるんだな、という感謝の気持ちと
何があっても何が起こっても、
真っ直ぐにひとりのヒトだけ見てた自分の
不器用さが愛おしく懐かしく思えるようになり・・・
一番の趣味は読書!と言っても良い程で、
好きな本は何度も何度も読み返すのに、
この本からはずっと目をそらしてた
ずっと読めなかったこの本が、また違う目線で
読めるようになったから、また出して来たのかな?わたし
わたしの人生のテーマは”許す事”なのかもしれません
”許す”ことが出来たら自分を解き放てるんだろぅな
そこからが新しい恋への本当のスタートだと思います
この本を今回読み終わったわたし、
前に読んだときとは違う感情がでてくるはず
でももう既にわかってるのは
わたしも人生の最後は”愛したことを思い出す”ってこと
ほんまに独り言でした・・・(・・。)ゞ
おやすみなさぃ♡