パサデナの魔女 2 | Emi Paineオフィシャルブログ「EMIのLA☆HONOLULUライフ」Powered by Ameba

パサデナの魔女 2

今日は昨日の”パサデナの魔女”の続き

とりあえず$100を置いて、その魔女の家を出た私ですが、その次の朝
すごく恐い夢を見ました

その夢と言うのは、玄関の前にも、ベランダにも、ベッドルームの窓にも、
その魔女が恐い顔をして立っていて、私は夢の中で、

、、、恐いよううっ...外に出れないよ、、、
そうだ!引っ越しすればイイんだなきがお
ううぅぅぅ  なんだか苦しい~


、、、と、うなされ目覚めた

でもその夢はあまりにも現実的で、恐くて恐くてしかたなかった

その日のお昼から、その魔女から電話が鳴り続けた。
留守電が残されてるのだけど、聞くのも恐くて、2、3日そのままにしておいた

2、3日後、留守電を聞いてみた

魔女から

「電話に出ないつもりね、でも私のソウルははあなたの
ドアの前に立ってるわよ」

と残ってた

そして

「電話に出るまで電話し続けるからね」

とも、、、


や、やっぱり泣
あれは夢のようで夢でなかったんだ、、、、


あの人はもしかしたら魔女じゃないかもしれない。
でも人の怒りのパワーって、本当に何よりも強いと思う。
子供の頃から感受性の強かった私はそれを夢の中で察知してしまったのだ。

毎日のように続く電話。
10日程経った時にまた魔女から着信があった。

なんとなくだけど、”もう話そ”って思えた。

電話に出ると、魔女が
「あなたを助けたいって思ってるのに、
どうして電話に出ないの!
来れる日に来て!
クリスタルをあげるから!450ドルよ!」
といきなり吐き出すように言った。

何故かとても冷静だった私は
「私、お金100ドルしかないって言ったでしょ?そんなお金クリスタルに払えないの。クリスタルがなくても私大丈夫」

と言うと彼女は
「じゃ、もう少し安くしてあげるから、買いなさい!!」

その言葉に私は
「本当にお金はないの。でもありがとう。」
と言った。

すると彼女は
「何?ありがとう?!」

私は
「私の事心配してくれて、ありがとう。でも私、もう大丈夫なの」

すると魔女は
「。。。どういたしまして、じゃぁ。。。バイ」

と電話をすんなり切ってくれた。

ありがとうの言葉のパワーってすごいな、って思った。
一瞬”もしかしたら、ホントにこの人私の事ちょっとは心配してくれてるのかも、、、
クリスタルを持ってると何かの助けになると信じている人なのかも、小さな子供もお家にいたし、そんなに悪い人じゃないのかも”

ってその時フッと思えたから出た言葉

こちらの心の持ち方で、相手も変わるんだって実感した瞬間でした。

その電話以降、もう彼女からの電話はありません



でもみなさん、知らないタロット占いに行く時は気を付けてねみ