心理学的なアプローチのストレスマネジメントのコアになるもの、それは『思考スキルを磨くこと』です。
思考スキルなんて言われると、何か思想を強要されるようなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。
ここで言う思考スキルとは、子供のような素直な心であり、まっすぐな心であり、現実をありのままに受け入れられる心を言います。
人間は世間の荒波にもまれながら成長し大人になるまでに多かれ少なかれ曲がってしまいます。私は曲がっていない!とおっしゃる方も、赤ちゃんと比べたら、大分ひねくれているのがお分かりでしょう。
この ひねくれをまっすぐに直す、これが心理学的ストレスマネジメントの主軸 『思考スキルを磨く』または『思考パターンを見直す』ということです。
何かを食べて飲み込む様子を想像してみて下さい。食道がひどく凸凹していたり、クネクネしていたりしたら、飲み込むに飲み込めませんね。真っ直ぐにすっと伸びているからこそ、胃へ落ちていくのです。
身の周りの出来事がどうも理不尽に思える、
自分ばかりが大変な気がする、
やらなくちゃいけないことで目が回りそう!
などのように、毎日が上手く回転していない、心が消化不良を起こしている状態の場合でも、自分の思考パターンを見直し改善することで、毎日が驚くほどスムーズに前向きに進むようになります。
日々テレビや新聞、雑誌のインタビューや対談などを読んだり見たりして感じることは、トップアスリートの方たちの思考スキルのレベルの高さです。世界の競合選手たちと争っているような彼らは、メンタルな部分がしっかりと出来上がっています。逆に言えば、メンタルな部分の完成度が高くないと、世界のトップには登りつめられないということなのでしょう。
