更新が遅くなってしまいました。
前回は給食センターで働くメリットをお伝えしましたので、今回はデメリットを紹介します!
▼前回の記事はこちら
私がパッと思いつくもので、以下の5つだと思います。
メリットが3つなのに対してデメリットが多くなってしまいました。。
- 人間関係が悪い
- ガッツリ稼げない
- 毎月の検便提出が大変
- 衛生管理が厳しい
- 体力的にかなり厳しい
1つずつ、深掘りしていきます。
1.人間関係が悪い
「それはあなたの職場だけじゃない?」
と思われるかもしれませんが・・
違うセンターの話も聞く機会があるのですが、どこも似たようなもんです。
そこかしこで、その場に居ない人の悪口大会です。
なぜなのか考えてみたのですが、原因はおそらく「超閉鎖的な空間だから」です。
例えば接客業なら、同僚との関わり以外にもお客さんとの接点も多いので、休憩時間に「今日こんなお客さんがいて」という話題にもなりやすいと思いますが。
給食センターは窓もない密閉された空間で、毎日同じメンバーで、外部との関わりがほぼありません。
それでいて毎日似たような作業の繰り返しなので、会話のネタが同僚の悪口と給食への文句くらいしかないのです。
まさに刑務所。
「この職場でみんなと仲良くがんばるぞ!」
などと思っていると続きません。
2.ガッツリ稼げない
子供と全く同じ休みなことをメリットとして挙げましたが、裏を返せば春休み・夏休み・冬休みは仕事がありませんのでその分収入が減ります。特に8月はほぼ無職。
毎月一定の額が入ってこないと生活が成り立たない、って人には厳しい収入かもしれませんが、扶養内で働ければそれでいいって方は調整しやすいかもですね。
3.毎月の検便提出が大変
飲食店で働く人は定期的に検便の提出がありますよね。
私もフードコートで働いていたので経験がありましたが、私の給食センターは検便は月に2回提出です。
微妙に自治体やセンターにより頻度が異なる場合があるらしいですが、基本的には最低でも月1回は提出になると思います。
検査でアウトになってしまうと働けなくなるので、ノロウイルスにあたりやすい生牡蠣は食べるの禁止だったりします。
検便は提出する期間が決まっており、その期間に出せないと実費で検査期間に郵送しなくてはいけないので、便秘気味の方は結構大変と聞きます。
4.衛生管理が厳しい
・アクセサリー(結婚指輪もNG)・ネイル・ヘアピン・飾りのついたヘアゴムなど厳禁
・毎朝の健康チェックや体温の記入
・手洗いした回数を全て記録
・汚染区/非汚染区ごとに靴や白衣を取り替える
・トイレに行く時は白衣や帽子全てを脱がないとならない
・怪我をしていると従事できない作業がある
などなど、とにかく未知の世界。
なんでも記録に残さないといけないので慣れないと結構大変だし、一生手洗いと消毒ばかりしているし、お掃除の洗剤と塩素で、ケアをしないと手はボロボロ。
▼ユースキンには本当に毎日助けられてます。
5.体力的にかなり厳しい
とにかく暑いです。
夏でも冬でも、長袖長ズボンの白衣を着用。しかも調理をする部屋では腕まくりは禁止なので、とにかく暑いです。
エアコン完備で、19℃設定でガンガンにつけていても、グラグラ煮たっている釜の前での作業や揚げ物の部屋では汗だく。
調理室に各自の水筒を置いておけないので、水分補給に行くのも一苦労。
調理補助、というとお野菜の皮むいて〜、お鍋洗って〜、とちょっと楽な仕事なのかな?って思うじゃないですか。
センターの規模にもよるかもですが、10キロのカゴをいくつも持ち上げなくちゃいけないし、お風呂みたいに大きな釜を一人で丸洗いしなくちゃいけません。
すっごく大変な仕事です。
「こんなにきついと思わなかった」とやめていく人を10人以上見てきました。
とまあ、こんな感じです。
なぜ私が続けていられているかというと、いつやめてもいいと思っているからです。
長く続けて頑張ろう!!とか全然思ってなくて、いつでも嫌になったらやめようと思ってます。
それでも続いているのは、長期休みがある仕事というのが私にとって、ものすごいメリットだからなんです・・
あと単純に食べるのが好きで、毎日「早く食べたいなー」と思いながら働いてるとこあるので(笑)
食べるのが大好きな人は、おすすめのお仕事です。
