2023年3月24日
無事に、ぼくにとっての
B2takes!!卒業ライブが
幕を閉じました。
ご来場くださった皆様
応援してくださった皆様
ありがとうございました✨
↑当日のセットリストです!
卒業ライブのことについては
Instagramの方で詳しく書いています
このブログを書くのもきっと最後。
何について話そうかなぁと考えて
きっとこの10年間を振り返るには
あまりにも時間が必要だと思うので
いままで話してこなかった
自分のことや
アイドルのことについて
最後にお話ししようと思います。
知っている方も
いらっしゃると思いますが、
もともとぼくは
いつも笑っているような
明るいタイプの性格じゃありませんでした。
だから、人の輪の真ん中にいるような
いつもニコニコしている人が
キラキラ眩しくて。憧れでした。
好きな色は、白、黒、銀、青。
シンプルで、クールなものが好き。
だけど、ふとした時
「オレンジ色」を見ると
なんだか元気をもらえる気がして。
身の回りに
「オレンジ色」のものを
置くようになりました。
だから、
B2takes‼︎に加入して
メンバーカラーを選ぶ際に
「オレンジ色」があったのが
不思議な何かに導かれている気がして。
優柔不断で、
周りの顔色を伺って
物事を決める性格の自分が
「オレンジ色がいいです!」
って自分から言ったのが、
なんとも珍しいくらい。
ぼく自身が元気をもらい
落ち込んだときに
そばにあった
「オレンジ色」そのものに
なりたかったんだと思います。
太陽のようにあたたかくて
陽だまりにいるみたいに居心地良くて
いつでもニコニコしている存在。
それが、ぼくの目指す
「アイドル像」でした。
アイドルになって、
ステージ上に立つ時
実際の自分とは
かけ離れた、理想像。
嘘をついたり、
演じた、というよりも
ただ憧れて、
そうなりたい自分がいました。
そうなれたら、
自分のことを初めて
好きになれると思ったから。
だけど、
「なりたい自分」に
なれない時もありました。
思ったよりも、
脆くて、弱い自分がそこにいました。
最年長なのに
大人なのに、情けないねって
誰かに遠くから
言われているような気がして
なりたい自分になれない
悔しい 苦しい 悲しい
が入り混じったきもち。
自己嫌悪にもなりました。
自分が何者なのか
自分がどこにいるのか
自分の居場所が
自分のいる意味が
ぜんぶ、
わからなくなってしまって
それでも笑顔で
ステージに立たなければいけない現実に
押しつぶされそうになって
相談できる人もいなかったし
何度もやめたいと思ったし、
ここから逃げ出したいと思った。
向いてない、と
やめるべきなんだ、
とも思いました。
それでも
ゆっくり、ゆっくり
自分と向き合うことを選びました。
ボロボロになっていく姿を見て
自分だけは、
自分のそばにいてあげたい
と思いました。
そう決めたときに
1人じゃないよ、と
それぞれの
手の差し伸べ方で
仲間が
そして、
応援してくれるみんなが
教えてくれました。
だから、
こんなにも、
アイドル最後の日に
心から笑っている未来が
待っているなんて。
あの頃の自分では
きっと想像もできなかった。
いま思い出しても、
心がぎゅっとなる日々。
アイドルは
「楽しい」ことよりも
「辛い」ことの方が多かったかもしれません。
それでも、この場所に立てたことが
10年間続けられたことが
「奇跡」だと、今でも思っています。
普段、自分のことを
あまり褒めない方だけれど
よくがんばったね✨
と、自分に言ってあげたいです。
自分のことばかり
長々と書いてしまい、すみません。
そんな葛藤も
酸いも甘いも含めて、
B2takes‼︎で過ごした時間
すべてが「青春」でした。
B2takes‼︎にいたからできたこと、
たくさんあります。
叶った夢
叶わなかった夢
もしかしたら
叶わなかった数の方が
多いかもしれないけど
ここでできることは、
すべてやってきたと
そう思えたのは
ここまで自分にできることを
自分の納得がいくまで
全うしたからなんだと思います。
ビラ配りとか、ブログとか、
地道なことの積み重ね。
ファンの子の名前を覚えるのが
得意な方ではなかったから、
メモに書いて必死に覚えた。
次来てくれたときに、
名前を呼んであげたかったから。
自分にできることなんて
人からしたらちっぽけなことだったけど
それでも、いいんです。
あとぼく、
ほんとうに不器用なので
0か100の性格で
こうと決めたらこう!って
なっちゃったり
素直になれなくて
すぐに謝ることができなかったり
そんな未熟さで、
過去にファンの子のことを
傷つけてしまったことも
たくさんあると思います。
ぼくのことを
きらいになっちゃった子も
いると思います。
ごめんなさい。
それでも、
ぼくにとって
みんなと一緒に笑って過ごせた
あのときの時間は、
いつまでも宝物です。
それだけは変わらないです。
感謝しかありません。
失敗しては反省して、
学んで、それでも失敗して
そんな失敗ばかりのぼくでも
ずっと応援してくれた、
陽だまり隊のみんな。
本当にありがとう。
これ以上の言葉があったらいいのにって
いつも思ってる。
これから先も
どうか、そばにいて
見守っていてください。
花束と、卒業証書を手にして。
あぁ、これがいつも
卒業メンバーを見送っていた時に
彼らが受け取っていたものだ、と
あの時みんな
誇らしげな表情をしていたなぁ、と
その立場になってみて、
卒業をようやく実感しました。
きっとこれからも
リハーサルやライブへと
体が向かわなくなることが
B2takes‼︎の楽曲を
耳にしなくなることが
みんなに中々
会えなくなることが
これから先に続く日々が、
卒業を実感させるんだと思います。
おぴー
やま
ちばちゃん
まなや
こんなに素敵なお花を
自分に贈ってもらえることなんて
人生でそうそうないことですよね。
今でもあれは
ステージに立っていた日々は
夢だったんじゃないか?って
思ってしまいます。
お花って枯れてしまうから
永遠ではないけど
いつか消えてしまうからこそ、
ずっと誰かの心に残り続ける気がします。
ファンのみなさんからいただいた
お手紙やアルバム。
すべて拝読させていただきました!
時間をかけて
丁寧に書いてくださったことが
文からすごく伝わってきて、
嬉しかったです。
読んでしまうと
なんだか終わってしまう気がして
なかなか読めずにいたのですが…
もう次に進むべきタイミングなんだと
時間が教えてくれて
読み進めるうちに、
今までのぼくを
ぼく以上に見てくれていて
肯定してくれる言葉たちに
背中を押される気持ちになりました。
この10年間、
ぼくの力だけでは見れなかった景色を
メンバー、スタッフさん
そして、
ファンのみんなが
見せてくださいました。
覚えていたい想い出を、
たくさん たくさん
ありがとうございました!
ぜんぶ抱きしめて、
また未来へと歩き出します。
昔のブログで
「ぼくにとってブログは、武器だ!」
と書いていたのですが
アイドルをやっていて
SNSや言葉ひとつ
自分の意図とは違うように
誤解されるのが怖くて
発信することをやめようと
思ったこともあったけれど
それでも、
ここに書いてきた言葉。
迷って書かなかった言葉すらも
どれもその時、そのときの
正直な想いで、本音で
自分がアイドルとして
不器用ながらに進んできた
確かな「足跡」でした。
そんな記録が、
こうして残っていることが
誇らしいです。
あの時の想いが
いつでも開くとそこにあって
生きているような気がして。
だから、この先も
さみしくないですね。
最後に
しだっくすのことを
応援してくださった皆様へ
ぼくは
みんなにとって
「オレンジ色」
になれましたか?
太陽のような存在に
なれましたか?
もしなれていたら、
アイドルになってよかった!と
心からそう思います✨
ぼくのことを見つけてくれて
ありがとう。
出会ってくれて、
好きになってくれて、
ありがとう。
ぼくにとって、
みんなこそが「太陽」でした。
大好きです。
陽だまりおれんじ
愛されヒロイン
しだっくす
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