《本日のDVD鑑賞》

 

2014年3月のKrush.159に、矢島直弥選手の応援で久しぶりにKrushを生観戦した。全日本キックが好きだったのでKrushには思い入れもったが、久しぶりのKrushはキックボクシングでは無くボクシングキックでパンチの上手さに生観戦しながらビックリした。応援した矢島選手は敗けてしまったが激熱な試合で、興行の締めでもプロデュサーの宮田さんが矢島選手を褒め今後も矢島選手を使っていきたいと話していて嬉しくなった。そして7月のKrush.163への出場が決まり、本当は3月に対戦予定も怪我で流れた心直選手と対戦する。これは生観戦しなくては!と、矢島選手にチケットをお願いして残り1ヶ月を切り「どんな興行なのかな!?」と対戦カードを見ると、メインはK-1にも出場しているKrushライト級王者の伊藤健人選手がK-1で活躍する大岩龍矢選手と防衛戦。

伊藤健人選手は、前戦の2024年2月のKrush.158でKrushライト級王者里見柚己選手を1R38秒でKOして王座栄冠している。キャリア10年31戦で初の王座栄冠となった伊藤健人選手は31戦で5KOとシャープ―シューター(狙撃手)という感じでは無かったが、直近2試合の里見選手をKOした右ストレートはシャープ―シューターに相応しいパンチだった。

プロレスも大好きだった私には‘シャープシューター‘というと、ブレット‘ヒットマン‘ハートだが、イギリスの無敗でスーパーフェザー級アーチー・シャープも‘シャープシューター‘の名前を持ちキレのいいパンチで世界ランキングを駆け上がる!

 

1995年4月にイギリスのケント州シドカップで生まれた‘Shrp Shooter(狙撃手)‘アーチー・シャープは、アマチュアでは目立った戦績は無く2015年7月にロンドンでデビューしてラースロー・フェケテに1RでTKO勝ち~その後もロンドンを中心に闘い12連勝6KOし、2018年10月にレオン・ウッドストックを判定で降しWBO欧州スーパーフェザー級王座を獲得。

2019年4月にも、セルヒオ・ゴンサレスを2RにTKOで降す~7月に、ジョーダン・マコーリーを判定で降しWBO欧州スーパーフェザー級王座の初防衛に成功。

 

そして、わずか2ヶ月で2度目の防衛戦に迎えるのがアイルランドのデクラン・ジェラティ!

 

アイルランドのダブリンで生まれた‘Pretty Boy‘は、アマチュア戦績は多く2008年のアイルランドユース選手権で優勝~2009年の全国選手権で優勝~EUBC―EC選手権優勝~2012年アイルランドU―23選手権優勝~2013年アイルランド全国選手権優勝。

2014年5月にイギリスのシェフィールドでデビューしてシド・ラザックに判定勝ち~さらに4連勝1KOするも、2014年11月にジョノ・キャロルに反則敗け~直ぐに再起し8連勝3KOするも、2017年3月にジェームス・テニーソンとのアイルランドスーパーフェザー級王座決定戦で6RにTKO敗け~7月に再起し3連勝も、2018年6月にジョノ・キャロルのIBFインターコンチネンタルスーパーフェザー級王座に挑戦も9RにTKO敗け~2019年2月にカボール・コヴァツを判定で降し、5月にマルコ・マカローとIBF欧州スーパーフェザー級王座決定戦で対戦も3RにTKO敗け~8月に、ナイム・アリを判定で降し再び王座へ挑戦!

 

ロンドンの南東部に位置するシドカップ出身のアーチー・シャープと、イギリスから独立したアイルランド人のデクラン・ジェラティが歴史あるロンドンのロイヤル・アルバートホールで激突!歴史的には確執が深いイングランドとアイルランドの対決に、WBO欧州王座はどちらの腰に巻かれるか!?

 

2019年9月27日 WBO欧州スーパーフェザー級王座戦 アーチー・シャープvsデクラン・ジェラティ

 

アーチー・シャープ 16勝8KO無敗 2度目の防衛戦

 

デクラン・ジェラティ 19勝4KO4敗

 

1R、様子をみて距離を取りながら廻るシャープに、サウスポーのジェラティがワン・ツーで入っていく!

 

シャープも右を振り回すが、動くジェラティに当たらない~ジェラティが踏み込んで左ストレート!

 

前には出るシャープだが、ジェラティは左右に動きなかやら左ストレート!

 

2R、お互いに仕掛けられない~飛び込んでも、パンチは当たらず揉み合う

 

ジェラティの距離を取ってからの飛び込みに、シャープは反応できずに貰う

 

ジェラティが飛び込んできたところを、シャープは狙うも当たらない

 

3R、お互いにフェイントを掛け合うも、手数は出てこない~シャープが大きく右を振っていく

 

ジェラティの飛び込みも、シャープは見切れてきているか!?

 

シャープが、ガードを上げながらプレスを強めて打つもかわされる

 

4R、さらにシャープがプレスを強め距離が詰まるも、ジェラティもカウンターを狙う

 

シャープは狙い過ぎで手数少ない~ジェラティも、打ち終わりを狙うばかり

 

シャープがジェラティをロープに追い込むが、ジェラティは柔らかく抜けていく

 

ジェラティが変則的に、低い体勢から右アッパーで飛び込む

 

かわしたシャープが、揉み合いの中からサイドに動いて左を打ち降ろす!

 

ゆっくりと、まさに糸が切れた操り人形のようにジェラティが崩れる!

 

バッタリ倒れ動けないジェラティに、レフリーはカウントを取らずに止める!

 

見事にアーチー・シャープが、5RにTKO勝ちでWBO欧州スーパーフェザー級王座2度目の防衛に成功!まさに、狙撃手のような1撃を振り落として勝負を極めたアーチー・シャープ。サウスポーは苦手なのかな!?と思わせるシャープだったが、くっついてしまえば一緒と見事な左だった。

無敗を守ったアーチー・シャープの次戦は、3ヶ月後の2019年12月にラトビアのアージョモス・ラムラフスとWBO欧州王座3度目の防衛戦。5敗目となってしまったデクラン・ジェラティは、2年空けて2021年9月に2階級上げてUBOスーパーライト級王座決定戦でウクライナのヴィアチェスラフ・シェレフスキーとチェコ共和国で対戦し5RにTKOで降して王座を獲得している。

 

★シャープシューターといえばカナダの英雄ブレット・ハートだが 格闘技blogランキングをクリック⇒格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村