(西日本シティ銀行本店本館のビルが建ち上がってきましたね。いい天気の福岡です)

 

 固かった梅のつぼみがようやく開き始めました。春ですね。さて、今回は日ごろ転職希望者と話す中で、転職先として好まれる企業とそうでない企業、何が違うのかについて書かせていただきます。

1. ツールを上手く利用している
 例えばスケジュール管理。以前は調整のためだけの会議や度重なる連絡が必要でしたが、現在はカレンダーなどのWebアプリを利用することで簡単に調整を行うことができます。またミーティングや会議も、最近はオンラインが便利になりました。私もよく利用しますが、移動の必要がなく空き時間でも手軽に実施できますし、資料も画面上で簡単に共有できるため、以前より成果が出やすくなったと感じています。「人がしなくてよい仕事」はアプリ等を上手に活用し、集中すべき仕事に時間を割けるようにする。非効率にならないよう仕事の仕方を変える。特に優秀な転職希望者は、こうした企業を選ぶ傾向にあります。

2. 後手に回ると採用できなくなる
 非効率な仕事の仕方を、そのままにしておくとどうなるでしょうか。本質的ではない業務に時間を割かれる人が増え、慢性的に人が足りないという状態に陥ります。そこで、優秀な人材を採用することでそうした事態を解消しようとしても、採用に至るのは簡単ではないでしょう。なぜなら、効率的な仕事をする環境にいた人材にとって、非効率な職場は「働きたくない場所」という判断をされてしまうからです。そのような事態に陥らないための手立ては何なのか。まずは現在働いている社員がどのように仕事をしているのかを確認し、アプリ等の導入や仕事の仕方の変更によって効率化が可能であれば、まずはそれに取り組むことが先決です。
 現有戦力によって仕事の効率化による問題解決を進め、その上で人材採用をしたほうが成果が出やすい環境になっています。今後も採用難度が高止まりすることが考えられるため、あの手この手を急いで打っていく必要があります。
 

では本日はこのへんで。

 

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