(先月G8の前を通ったので撮りました。リクルートでの経験は宝です。お世話になりました)

 

 桜の開花もまもなく、という時期になりました。今回は、多くの企業で実施されている、カジュアル面談の効果的な内容について書かせていただきます。

1. カジュアル面談≠選考
 最近、その企業や仕事への理解を深めることを目的として、選考前に「カジュアル面談」を行う企業が多くなってきました。このカジュアル面談、担当するのは人事担当者ではなく現場の社員の方が多いようなのですが、「担当する社員がカジュアル面談の役割を理解しているか」という点において注意が必要です。文字通り“カジュアル”に対象者と企業側が話をする場であるにもかかわらず、面談を担当した方が選考に繋がるような話をしたり、突っ込みすぎた質問をしたりすると、企業の印象が下がってしまうおそれがあります。そうした事態を避けるため、人事と現場の担当者が事前に認識を擦り合わせ、しっかり練習をしてカジュアル面談に臨むことが重要です。

2. 応募意欲が高まる
 効果的なカジュアル面談ができると、企業や仕事の理解が深まるだけでなく、興味が湧いて応募意欲が高まります。特に対象者が「この人のように働きたい」「一緒に仕事をしたい」と思うようなカジュアル面談となれば、さらに効果は増すでしょう。また面談の担当者には、対象者のキャリアや年齢に合わせた人物を選定する必要があります。目安は、対象者と年齢が近いということ、またキャリアや仕事に対して具体的な質問にもしっかりと答えられるということです。

 これらをしっかりと意識してカジュアル面談を実施すると、対象者の応募率、ひいては入社意欲も高めることにもつながるでしょう。反対にこのような取り組みをせず、数をこなすような機械的な場になってしまうと、応募率の低下や、最終的な内定辞退率の上昇の可能性もあります。貴重な採用の機会を逃さないためにも、 “カジュアル”といえど丁寧に進めていくことが大切です。

 

では本日はこのへんで。

 

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