(あいにくの曇天です。そろそろ西日本シティ銀行のビルも建ちあがってきますかね)

 

 冬至も過ぎ、一日が少し長く感じられるようになってきました。さて、採用環境が激化の一途をたどるなか、経営者から「どうすれば採用できるのか」「どうすれば人が辞めないのか」といったご相談が増えてまいりました。今回は、退職・転職を考える前後の状況に焦点を当てて書かせていただきます。

1. 退職理由の中に採用のヒントがある
 そもそも、なぜ慣れ親しんだ職場を辞めることを考えるのでしょうか。多くの転職希望者にお話をお聞きすると、ほとんどの方に共通しているのは「やりがいを見出せなくなった」ということです。では、どういう場面で人はやりがいを感じるのでしょうか。それは、職場における、上司・同僚・部下・後輩との関係性の中にあります。提案に耳を貸す、成果を褒める、励まし合いながら仕事を進める、感謝を伝え合うなど、日ごろの何気ないコミュニケーションが信頼関係を生み、やりがいを支えるベースになるのだと思います。

2.退職者の連鎖を生まないために
 いつの時代もそうですが、特に現在のような超採用難の場合、退職に伴う後任採用は困難を極めます。だからこそ、在籍中の方々が辞めてしまわないように、さまざまな対策が必要になります。部署ごとに年数%の退職者は健全ですが、10%以上になる場合は対策が急務です。また現在のようにSNSが一般的になった世の中では、退職者を通じて社内の雰囲気が転職希望者に筒抜けになっている可能性もあり、注意が必要です。
 そこで、社員の定着や新たな人材獲得のために大切なのが「職場環境の健全化」です。日ごろのコミュニケーションを大切にしたり、また、たとえ退職者が出ることになっても十分な聞き取りをすることで、社内に是正すべき所はないのか、もっと良い環境に出来るのではないか、と常に改善していく努力が求められます。そうした取り組みは、社内だけでなく採用活動の場においても「職場環境にきちんと配慮している企業だ」という評価に繋がります。

 

では本日はこのへんで。

 

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