(東京ってさすが世界有数の都市ですね~。見渡す限りどこまでも街です!)
今年は梅雨明け前から気温の高い日が多いですね。さて今回は2023年1月~6月期の転職成功者プロフィール(弊社実績)を昨年同時期と比較し、最近の転職トレンドの特徴を探ってみたいと思います。
※以下、カッコ内の数字は昨年同時期
1. 40代の採用数が増加
弊社サービスを利用した転職者全体に占める40代の比率は23.1%(4.2%)に増加し、全体の平均年齢は37.7歳(32.8歳)、平均年収は647万円(498.3万円)となりました。コロナ禍の2020年3月から今年春までは企業の採用ニーズは20~30代に集中し、平均年収も500万円前後で推移していました。しかし、今春以降の賃金引上げの機運に伴って地方都市の上場企業を中心に賃上げが進み、採用者に対する平均提示年収は一気に647万円にまで伸びました。企業が提示する給与が上がったことにより、年収が高い40代経験者の採用が増加する結果になりました。
2. 採用企業の規模が二極化
弊社サービスを通じた採用実績がある企業を規模別でみると、従業員99人以下が30.8%(16.7%)、100~499人が0%(29.2%)、500~999人が15.4%(16.7%)、1,000人以上が53.8%(37.5%)となりました。ここでは、特筆すべき変化が二つあります。
一つは「従業員1,000人以上の企業が全体の50%を超えるまでになったこと」です。従来、大規模企業の採用は新卒者が主流でしたが、昨年あたりからその割合を減らし、経験者を通年採用する企業が増える傾向にあります。なお今年は、新卒も経験者も採用数を増やす企業が大半のようです。
もう一つの変化は「従業員100~499人の企業の割合が“0”になったこと」です。この規模の企業の採用は年々減少し、この3年で58.3%から29.2%、そして今回の0%になっています。大手企業や資金潤沢なスタートアップのような小規模企業は賃上げを実施しやすい一方で、中規模企業はそういったことをしにくいという背景があるのかもしれません。
では、本日はこのへんで。
オンライン相談会 開催中です!
(福岡へのUターンご希望の方) https://rs-fukuoka.net
(広島へのUターンご希望の方) https://rs-hiroshima.net
(岡山へのUターンご希望の方) https://rs-okayama.net