(博多口の定点観測。西銀ビルは基礎工事中ですかね、ビルの姿が見えるようになる日が楽しみです)

 

 今回は2022年1月~6月期の弊社転職成功者プロフィールを、昨年同時期と比較し、最近の転職トレンドの特徴を探ってみたいと思います。


1. 引き続き採用ニーズは20代、30代に集中
 昨年同期と同様、転職者全体に占める20代、30代の比率は95.8%(昨年91.7%)と高く、中途採用のニーズは若手に集中する傾向にあります。また転職者の平均年齢は昨年同期の36歳から32.8歳へと3.2歳も若返っているにも関わらず、平均年収は498.3万円と昨年同等の推移で、この年齢にしては高めと言えます。これには、地方上場企業の経営TOPが軒並み若返りをし、それに続く幹部にも若手の登用が目立つことが関係していると言えます。組織全体が若返りを図るなか、外部からの採用も例外なく若手が中心になっているようです。「転職限界年齢(35歳)」というワードは“今は昔”のように感じていましたが、市場のニーズは再び若手に集中しています。


2. 地方でも進む女性活用
 このように採用ニーズは20代、30代に集中していますが、同時にU・Iターン比率も昨年の50%から58.3%へと高まりました。さらに注目すべき顕著な変化は、女性比率が昨年よりも12%以上伸び37.5%になったことです。優秀な女性のUターン希望者も増えていますが、女性を積極採用する企業も増加しているように感じます。 「2020年代に女性管理職30%」という政府が掲げる目標に対し、2021年にクリアできた企業は8.6%だったそうで(参考:TDB景気動向オンライン)、ここから巻き返そうという企業が増えてきているのかもしれません。地方でも上場企業を中心に、女性を積極採用しようという機運が年々高まっているように感じます。


 今回の結果では、地方企業の採用トレンドが大きく変化していることを目の当たりにしました。転職者平均年齢の33歳と言えば最も人気が高く、採用したい企業がひしめく年齢です。採用活動にもひと工夫、ふた工夫が必要になってきそうです。

 

ほな テキトー2

 

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