(新年の初詣からほとんど出かけていなく、新しい写真がありません)

 

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。さて新年最初は、2021年1月~12月期の弊社の転職成功者プロフィールを振り返り、最近の転職トレンドを探ってみたいと思います。

1. 採用ニーズ30代への集中
 今回の調査では、平均提示年収が523万円となり、昨年の504万円を上回りました(523.7万円:35.4歳)。また、リモートワークの導入やDXの推進による即戦力ニーズの高まりにより、転職者の年齢層は30~39歳が80.6%と全体の8割超となった一方、40歳以上は13%、29歳以下の若手は6.4%にとどまりました。採用が活発な業種はメーカーが依然として全体の61.3%を占め、主な採用職種は技術系で41.9%、事務系で35.5%となりました。リモートワークによって若手の育成が難しくなったことと、次々導入される最新技術に親しみやすい年齢を考慮した結果、30代の採用ニーズが高まっていることが伺えます。

2. 徐々に増加するUターン
 中長期で検討しながらも、徐々にUターン比率は上がってきており、今回の調査では転職者全体のうち45.2%の方々がUターン転職でした。これまでネックとなっていた提示年収も上がり始め、700万円以上の提示が全体の22.6%にもなっています。転職を検討されている一番多い年齢は35歳あたりで、ご家族全体のことを考えて決断される方が多いようです。コロナの影響で、しばらく移動が自由にしにくい期間がありました。あらためて、ご両親の近くに住むことや、お子様の就学環境を整えることが重要だと考える、という声をよく耳にします。

 Uターン転職は転職者ご自身のキャリアに加えて、ご家族の課題も解決出来ないと中々決断できるものではありません。こういった事に理解を示す企業も増えており、結果、提示年収の増加にもつながっているのではないかと感じます。地方では人材採用難が続きますが、地方なりの給与・待遇がUターン人材の採用に通用しなくなってきています。

 

ほな テキトー2

 

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