おはようございます (^^)
月刊ライフサイズ 7月号「直近の求人トレンド」をお送りいたします。
「直近の求人トレンド」
豪雨、台風、猛暑と、梅雨も明けぬうちから過酷な天候が続いています。さて今回は、2017年1月~6月期の弊社の転職成功者プロフィールを振り返り、最近の求人トレンドを探ってみたいと思います。
1. 業界・職種間の待遇の差
職種では、転職成功者の78%を技術・事務系職が占め、前回(89%)の数値はやや下回ったものの、偏りは顕著なままです。業種別にみますと、採用優位にあるのはメーカーならびに金融で、それぞれ業界内のトップ企業では、採用が好調に進んでいます。前回に引き続き、採用ニーズは全ての業種・職種で高いのですが、都市部と地方での待遇の差はますます拡大する一方で、U・Iターン採用が日に日に厳しさを増していると感じます。前半期と同じ所見になってしまいますが、求人倍率が高騰している現在のような環境では、U・Iターン転職者の採用成功のカギは、やはり待遇改善がではないかと思います。
2. 同地域内の転職者採用の増加
この半年間に転職成功した方々の平均年齢は33.2歳、提示された平均年収は435.1万円でした。前半年と比較して平均年齢・年収ともに下降傾向にあります。また、転職成功者のうちU・Iターン転職比率が、対前期比で67%から29%へと、38%も減少していました。これは、先に述べたとおりU・Iターン転職希望者と企業、双方が提示する待遇の希望に乖離が進んでいるため、比較的折り合いがつきやすい同地域内での転職希望者の採用へと舵が切られているのではないかと思われます。
現在のように、 U・Iターン転職比率が下がって同地域内での人材の流動化が活発になっている時には、人材採用面で工夫を凝らすとともに、既存社員の流出にも留意する必要があります。働く人にとって魅力的な職場環境を整えることが、社員の定着や新規採用の優位性につながり、ひいては、企業間の厳しい競争の結果を左右することに繋がるのではないかと感じます。
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