こんにちは。

そういえば最近、冬の風が吹かなくなってきました。もう完全に春の気候になったということなんでしょうかね。

 

さて、最近とかく地方都市がフォーカスされていまして、おお~都会の人は地方都市を忘れ去ったわけじゃないんだなと、ちょっとだけ嬉しい日々を送っております。わたしはいつも、広島、福岡、岡山といった、まさに新幹線沿いの地方都市を行き来していますけど、それぞれの街の活気や雰囲気が全然違うなぁと感じています。ずっと広島で育ったわたしからすると、福岡の街は地方都市の域を出ていると感じますね。広島、岡山とは全然違う。すげー街だと感じます。

 

いわゆる街の雰囲気(主に人通りや夜の街の賑わい)についてはこんな感じなんですけども、仕事をしていて感じる地方都市の共通点みたいなものは、またちょっと違っています。確かに、東京と地方都市を比べると、何から何まで全然違っていて、人生のある時期に関して言えば、絶対的に東京のほうがいいときと、地方都市のほうがいいときがあるのかもしれません。

 

わたし、実は最近、地方ってそんなにいいところばかりじゃないんですよ、と思っています。先に書きましたように、「人生のある時期」においては都会と地方と、それぞれいいところがあるのであって、本当に好きじゃなければ地方都市ってつまらんよ、と思うのです。はい、誤解を恐れずに思い切って言いたいと思います。いや、カープ最高じゃけえ!とか、瀬戸内海の魚介の特に牡蠣の旨さを知らんのか!とか、こんなに渋滞もなく、海も山も、温泉も行けるところなんてなかなかないんで!というお声はよくよく存じております(笑)

 

ですけどね、それをまさに「最高だ!」と思う時期を過ぎてしまえば、地方都市って寂しいなと思うんじゃないでしょうか。自分の実家があって、幼少期を過ごした記憶もあって、懐かしく気が合う友人がたくさんいて、となれば、それはただの地方都市ではなく故郷ですよね。あるいは、配偶者の故郷に自分が越してきて、そこで仕事や趣味を通じたコミュニティが育ってくれば、それなりに人生を楽しめるんじゃないかと思います。でも、ただただ地方都市で暮らすメリットだけを知って、何の縁もゆかりもないのに、仕事も決めずに地方都市での暮らしを楽しめるんでしょうか。わたしは難しいと思います。

 

最近、移住ありきの転職活動を、ある程度動いてみて再検討した結果、活動そのものを止めるという決断をする方が多くいらっしゃいます。わたしは、それを当然だと思いますし、いや普通そうでしょ、と思います。今、東京で暮らしていらっしゃる方で、現在の生活に疑問をお持ちの方は結構多くいらっしゃるのではないかと思います。それは、通勤時間であったり、子育てであったり、生活コストの問題であったり。そういった、現実問題困ることが多いというのが、地方都市への転職活動のきっかけでもいいと思いますが、本当に地方都市で暮らしていこうとすると、その街が、そこでの仕事が、そこでの生活が好きじゃないと上手くいかないし、楽しくないはずじゃないでしょうか。

 

暮らす場所って、もしかしたら、メリット・デメリットを超えたところで決めるものなのかもしれませんね。

 

ほな テキトー2

 

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