おはようございます。
曇ってますが、もう完全に春ですね。
自転車での通勤も寒いと感じることはなくなりました。
さて、今日は30代のキャリアについて思うことを書きたいと思います。
・・・とは言っても、自分自身の体験からくるものですが。
30代といえば、とにかく脇目も振らずに仕事に打ち込んだ20代を終え、
このまま今のキャリアを生きていくか、新たなことに挑戦するか、
そんなことを思って悩んだりする時期だと思います。
キャリアの大きな分岐点が訪れる年齢なんじゃないでしょうか。
30代になったら、あるいはギリギリでも30代のうちに、
キャリアについて、ライフスタイルについて考えることが大切です。
このくらいのときに考えておかないと、40代では往々にして手遅れです。
例えば、いま35歳の東京で暮らす方の場合を考えてみましょう。
奥さんが33歳、子供が2人(3歳、1歳)だとします。
現在は順風満帆とはいかないまでも、仕事の面においても、
プライベートにおいても充実した日々が送れています。
さて、こういった方がなぜキャリアやライフスタイルについて考える必要があるのでしょう。
もっと範囲を広げて、この環境について見てみますと、
例えば地元には親がいて、父親65歳、母親61歳です。35歳男性は次男です。
奥さんの親は、父親68歳、母親63歳、本人は女3人姉妹の長女です。
おそらく、もう数年以内に親御さんのことを考えないといけなくなるはずです。
自分自身のキャリアはどうでしょうか。
現在35歳で係長のポジションまで順調に進んできました。
しかし、これから先の出世競争は、より厳しくなります。
この出世競争に勝ち抜いて課長、部長となっていけば、
勤務地は海外を含めさまざまなところになる可能性があります。
働く場所の問題もありますが、そのときの家族の生活はどうでしょうか、
そしてそれは自分自身が望んでいるキャリアでしょうか。
大きな会社、小さな会社・・・
グローバル企業、ローカル企業・・・
わたしの場合で言いますと、大きな会社で働くことは向いてないなと感じました。
さて、先ほどの話に戻りまして、お子さんはどうでしょう。
あと3年で上の子が就学します。
このまま都会で育てていくなら受験はどうするか。
最近では小学校受験も全く珍しくないと聞きます。
受験させないなら、いきなりの受験が高校受験で大丈夫なのか。
中学受験を受験のスタートとするなら、本当に公立小学校で大丈夫か。
だとすると塾はどうするのか、いかなくても大丈夫なのか。
東京ではこれが普通だと聞きます。
でも、地方都市では小学校から受験するお子さんは、まだそう多くありません。
のびのび走り回っている子供をよく見かけます。
・・・と、こんな風に30代の一般的なケースを見てみると、
ちょっと未来には、さまざまな課題が顕在化してきます。
20代から30代になるときには、体力的な変化が主な出来事で、
仕事の進め方を変えるとか、いよいよ結婚するとか、
自分自身の捉え方を変えるだけで乗り越えられることが多いです。
しかし、30代ではそうはいかなくなってきます。
40代になると、多くの場合では後戻りが難しくなっています。
・・・
朝からちょっと重いテーマですが、
大切なのは必要なタイミングでちゃんと考えておくことです。
そのうえで、なにかの決断が必要かどうかはその人次第です。
こういったことを真正面から考えずに30代を過ごしてしまうと、
後になって困るのは自分や家族なのです。
春は多くの人のキャリアが分岐点を迎える季節。
たまには立ち止まって考えてみるのも良いものだと思います。
春休みに家族旅行に行ったら、リラックスした環境で話すのもいいかもしれませんね。
ほな
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