これからの新技術は
あらゆる種類の知識からもたらされる。


 知識の探究と教育は、その利用から切り離されていた。知識は研究対象ごとに、いわば知識の論理と思われるものに従って組織されていた。大学の学部、学科、科目、学位にいたるまで、高等教育全体が専門別に組織されていた。マネジメントにいうところの市場志向、用途志向ではなく、製品志向だった。
 今日ようやく、知識とその探究が、専門分野別ではなく利用分野別に組織されるようになった。学際研究が急速に進みつつある。知識が自らを最終目的とするものから、何かの成果をもたらすための手段に移行したことの結果だった。
 現代社会の動力源としての知識は、仕事に使われてはじめて意味をもつ。仕事は専門分野によって定義することはできない。仕事の成果は学際的たらざるをえない。

(ドラッカー365の金言 2月4日より)


こんにちは。
やっぱりドラッカーは凄いですね。もう15年以上ドラッカーの本を読んでいますが、読むたびに新しいです。もしかするとドラッカーが凄い以上に、私の物忘れが凄いのかもしれません。。。はぁ。
この文章が書かれたのは「断絶の時代」という本ですが、初版が1969年です。ということは、米国ではこの頃、教育が大きく変わり始めていたんですかね。・・・さて、日本の教育は専門分野別ではなく利用分野別になっているのでしょうか。私、大学でまともに勉強していないのでわかりません。残念。

さて、話は変わりますが先日ひさしぶりに江副さんが書かれた「リクルートのDNA」を読みました。私の元上司からの又聞きですが、江副さんはドラッカーを愛読されていたそうです。この中で、色んな偉大な経営者との交流を書かれているのですが、特に読んでいて印象深かったのは次のエピソードです。

本田宗一郎さんは「いい人を採用したい。特に、会社のためではなく自分のために働く人を採用したい」と言われていた。とくに本田宗一郎さんからは人に対する考え方にグローバルを感じた。早速リクルートにも取り入れた。

松下幸之助さんをインタビューするのにカメラマン、ライターなど4名で伺うと「おたくは私なんぞに4名もいらっしゃるとは、えらい儲かってまんな」と言われた。それ以来、なるべく一人でお客様を訪問するようにした。その松下さんはドラッカーが提唱する21年も前に会社に事業部制を導入した、と。

やっぱり読書をするということは刺激があっていいですね。

色んな本を読んだり、色んな方にお話をお聞きして最近思うことがあります。
規模で会社経営する時代はもう終わったんじゃないかと。
創業した頃は、毎年数名ずつでも従業員を増やし、サービスメニューの幅を拡げていくのが経営にとっての成長である、と思っていました。でも最近では全く違う考えをするようになりました。江副さんの本にも、会社はとにかく生産性である、と書かれています。現在の人数でサービスを磨き、生産性の極限をつきつめていくのが、まずは王道なのかと感じています。

なんか、まとまりないですけどそんな今日この頃です(笑)

ほな テキトー2


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