$広島市ではたらく「lifesize代表のひとり言」 


研究成果を売る。

 ベイカー社の研究分野は多様である。基礎研究には手をつけない。その後の段階から作業にかかる。しかも、研究所が生み出す製品の2、3割しか市場に出さない。同社は有望な研究成果を詳細に調べる。第一に標準薬となりうるか、第二に予防と治療の全般にわたり影響を与えるか、第三に長年にわたって標準薬たりうるか。
 これらの問いのうち、いずれか一つでも答えがノーであれば、自社生産には手をつけず、研究成果を売ってしまう。この目的限定型の研究開発戦略は、ベイカー社の場合、二つの面で利益をもたらしている。自社製品の利益に匹敵する特許収入を生み出し、医師の間に標準薬メーカーとしての評価を確立している。

(ドラッカー365の金言 8月26日より)


こんにちは。やっと涼しくなってきました。でも休日に雨が降ったら降ったで、寝ている間だけ雨が降って、起きているときはちょうどいい気温で晴れたらいいのに、なんて思うのは私だけでしょうか。はてさて、人間の欲にはきりがないものですね。え、おまえと一緒にするな?またまたぁ。

さて、今日のお題は研究開発戦略についてですね。この前のページには総力結集型の研究開発戦略:エイブル社、この次のページにはニッチ追求型の研究開発戦略:チャーリー社の例が書かれていました。どのページも参考になったのですが、要は「自社の戦略をちゃんと待たないといけないよ」ということが書かれているのだと理解しました。経営理念とそろばんを同居させる感覚でしょうか。まあ、実際に経営に携わると「そんなの儲かってからでしょ」と思う気持ちもありますが、単年度で儲ける、あるいは数年単位で儲けると考えればそうです。でも、儲け続ける(お客様に支持され続ける)ことを考えれば、どんな小さな会社であっても、戦略はしっかり意識しなきゃならんことなのでしょう。

自分たちのコアを見失わないようにしなきゃいけませんな。

ほな テキトー2



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