
ITの先端走る「ほぼ日」
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事業モデルが独自で稼ぐ力も備えた日本企業を表彰する「ポーター賞」を
名だたる大企業に交じって今年、社員約50人の東京糸井重里事務所が受賞した。
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もちろん勝手気ままに働いてもうかるほど甘くはない。
会社の方向性や考え方の統一には神経を使う。
毎週水曜日には糸井氏が1時間、社員にビジョンを語る。
サイトへのアクセス数や売上高、読者の声だけでなく、
議事録や予定など社員の言動も共有する。
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小さな会社の変わり種経営とは片付けられない。
この1年、世界が注目したITベンチャーはどこか。
キックスターター、エッツィー、メイカーボット・インダストリーズ(全て社名)。
米国勢3社が示すキーワードは、
「ポスト大量生産・規格品」「ネットとリアルの融合」
既成品ではなく、自分があったらいいなと思うものを時にコンテンツ、
時に商品として提供する。ほぼ日の経営はビジネスの世界的潮流とぴたり重なる。
いずれ個性派創業者が退いても失速しない体制をどう具現化するか。
重い課題はあるが、ネット時代の需要創出や組織運営のヒントが多い会社だ。
今日の「経営の視点」、とても興味深い記事でした。
いろんなヒントを全身で吸収しつつ、適正な成長をし続けたい。
そう強く思えるような良い事例だと思います。
ほな
