
重要なことは わが子をその人の下で働かせたいと思うかである。
組織のリーダーを選ぶには何を見なければならないか。
第一に、何をしてきたか、何が強みかを見る。
成果をあげるのは強みによってである。
したがって、その強みを活かして何をしてきたかを見る。
第二に、組織がおかれている状況を見て、
行うべき重要なことは何かを考える。
そして、そのニーズに強みを組み合わせる。
第三に、真摯さを見る。
リーダー、とくに強力なリーダーとは模範となるべき者である。
組織内の人たち、とくに若い人たちが真似をする。
ずっと前のことだが、私は、世界的な規模の大組織の
トップをつとめるある賢人から大事なことを教わった。
彼は70代後半だったが、人事の適切さで有名だった。
何を見るのかを聞いたところ、
「重要なことは、わが子をその人の下で働かせたいと思うかである。
その人が成功すれば、若い人が見習う。だから、私はわが子が
その人のようになってほしいかを考える」と答えた。
これが人事についての究極の判断基準である。
(ドラッカー365の金言 4月5日より)
弊社では、まだ人事を考える段階にはないが、
考えなくてはいけない規模になる前に、考えようと思う。
しかし、今重要なのは、自分が模範になれているかどうか。
真面目すぎてもダメ、ゆるすぎてもダメ、細かすぎてもダメ、
大胆すぎてもダメ、考えすぎても考えなくてもダメ・・・。
しっかりバランスが整った大人にならなくてはいけない。
・・・が、多分ムリ(笑)
これは永遠のテーマである。
ただ、1つだけ言えることがある。
わが子をこの組織で働かせたいか。
この問についてだけは自信を持ってYESと言える。
実際には働かせることもないし、本人も働きたいとは言わないだろうが。
組織は家族だ。
野郎ども、今日も必死に働きやがれ(笑)
ふはは
