特にリクルートには、巷で言われるように「独立志向」というものを
強く抱いて入社した訳ではありません。多少のそういった志向はありましたが。

一番の入社動機は「地域を活性化したい」という思いです。

この一番最初に社会に出たときの入社動機は今でも私の軸になっています。

リクルートに入社して、人材事業に関わる事になり新入社員同然の頃から
多くの企業経営者の方々とお会いしました。これはかけがえなの無い財産になっています。

さすがに20代で企業経営者にお会いするのは随分気が引けるものですが、
そうしないと仕事にならないという環境と、商品の特性上、逃げる事も出来ません。

何せ当時の求人情報誌の掲載費用は高かった。
採用環境も平成の就職氷河期といわれる頃でしたから、人材事業もきつかった。
逆境の中で人材採用に舵を切るという判断は、必然的に経営者の仕事でしたので、
リクルート人材事業の営業は、経営者にアプローチする事になります。

そうこうしている内に、企業経営者に体当たりで営業するという免疫がつきました。

独立に関しては会社員をしているときに数々の誘惑もありました。
周囲に同年代で独立していく知人も多かったですし、お会いしている経営者に
ありがたいお誘いを頂くこともありました。

そのたびに会社員として頑張るか、このタイミングで独立するか・・・
といったことを考えることも多かったです。

そんなときに自分自身の軸となったのは「地域を活性化したい」という思いと、
いくつになっても「成長し続けたい」という思いでした。

これを満たしながら働き続けたい、と。


つづく。


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