年初のキックオフで、当時愛媛のMgrをしておられたE遠さんに、
「おー、Namizo-、いい顔になってきたなー」と言われた。



「はい、髪切りましたから」



「いや・・・。顔つきがな」



「あざっす」



業績も良くなってきたし、顔に緊張感が出てきた・・・という事だった。



前年の冬に受注できた 企業は非常にラッキーだったが、
これをただのラッキーにせず、どうやったら継続できるものかと毎日考えていた。


・・・まぁ、考えていただけだったけど(笑)



9年間も在籍させてもらったSRKという会社の大好きだったのは、

とても懐が深い人が多いところだった。



普通の会社だったら、ちょっと新人が業績を上げたぐらいで甘くなる事はなく、
むしろそういった事は継続してナンボ、威張らなくてナンボである。



SRKは大きな受注をすると、みんながすごーく集まってくれ、持ち上げてくれたりする。
これにおいては年齢は一切関係ない。業績を上げた奴からは、絶対に何かを盗み取る。

いや、もぎとる(笑)


だから、新人や若手は自然に自分の仕事について話しやすくなるし、
成長意欲が高い人のやる気が不用意に削がれる事もない。



また、1年間を通して本当に沢山のイベントがあった。


・Qごとに行われるキックオフ(社員総会)
広島、岡山、愛媛に勤務するメンバーが全員集まり、
各支店の業績報告やMVPの発表など、その後は、お決まりの飲み会。
これが社歴の浅いおいらにとってはとてもいい刺激だった。


・アトラス(社員名簿)
毎年、新入社員が入ったり卒業する人が出てきたり。
みんなの名簿を作って社員が共有していた。
後にWebに移行していったが、これで遠くで働く人も身近に感じた。


・トライセッション(リクルートではガルコンという)
1年間のメモリアルワークをA4 10Pぐらいでまとめて発表する。
優秀賞(1~3位)には賞金も。


・GIB
ゴールインボーナス。Qごとの利益目標達成金を積み立てて、
全社員でハワイに行く。


・社内Web共有システム
毎週1回、強制的ではないけど、各メンバーが思う事、勉強になった事、
仕事上での取り組みなどを書き込む(ブログみたいなもんかな)。



そんな、色んな事を経験しているうちに、新しい上司が着任する事になった。



おいらにとっては初めての、リクルートからの出向Mgrである。



自分がいるのはあくまでも子会社という位置づけの会社だったので、
親会社(リクルート)は凄い人たちが山ほどいるはず。



怖いんだろうな~




つづく テキトー2