内需型産業は昨年に引き続き採用を拡大させるようだ。
仕事というのは、大きく分けると2つだと思う。
モノを、
「つくる」か「売る」か。
おいらは、理系に進学したが「つくる」のを諦めた。
工学部の友人には、本物の理系が数人いて、
中でも一浪して同じ学年になったタカオ君は、
おいらから見ると、今まで会ったこと無い天才だった。
父親は会社を経営し、得意教科が材料力学と流体力学だった彼は、
趣味の競馬で自分が好きな馬の勝率を計算したりしていた。
そして、本当に世の中にないものをつくりたい、そのためには技術だ、
と、メーカーではなくあえて技術系の業務請負会社を選んだ。
それが、正しかったのかは全くわからないが、ほぼ主席で入社を決めた。
なんと、内定をもらった直後、彼は会社の招待で10日ばかりハワイに行った。
世の中は結構不景気だったはずなんだけど・・・。
地方の私立大学にですら、こんなヤツがいるのだ。
そう感じたおいらは、冒頭に書いた通り「つくる」のは諦めた。
いま、採用の多くは「つくる」人よりも「売る」人のようだ。
最近になって気付いたのだが、新卒で今から会社を選ぶという段階では、
「つくる」ことと「売る」事どちらを選択するかは、あまり大きく変わらないように思う。
やりたいと思えるほうをやるべきだ。
数年頑張り続ければスペシャリストになる。
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