かくかくシカジカで、おいらは卒業論文(卒業研究のレポート)を、
またもや人様のお力を存分に借りて書くことになった。
ありがたや~。ほんと、「拾う神あり」ってよく言ったもんだよね。
無事、大学4年生になって、俄かに周囲が騒がしくなった。
なんやなんや・・・。
就職活動や。
おぉ~~~~~~~~~~~~。
卒業旅行と卒業式までにまだ越えないかん山が残っとるがな~。
ガックリ。
当時、おいらが所属していた学科では、自由応募での就職活動を奨励されていなかった。
多分。
その中でも、おいらは4年生になって、
ほぼ毎日5コマ、6コマ&居残りの毎日だったので、
自由応募での就職活動は早々に諦めることになった。
で、まぁいいか~と、先生のところに就職相談に行くと、
「あぁ、君ね。。。どっちにする?」という、選択肢がないデジャブ に出くわした。
この時は、大学受験とは違って、卒業さえすりゃ何とかなんべ、
と、「あ、じゃぁこっちでお願いします」と即答した。
そして、なんとビックリ、学校推薦なのに、落ちた。
おぉ~~~~~~~~~~~~~。
ややこしや~~~~~~~~~~。
おいらを、そなたの会社に入れてくれ~。
と、思ったけど、まあいいや。
ほい、次!
と、広島の親戚に紹介してもらった会社に面接に行った。
目の前の面接官・・・、
「おぉ、君。当社に興味があるって?」
「ええ、はぁ。そうですね。もの作りに・・・」
「すごいね~、頑張ってくれよ!」
「はい。」
「よし、今日はもういいよ」
「え?」
「だから、採用だよ」
「本当ですか?ありがとうございます!」
き、きまった・・・。
後に聞くと、社長だった。
社長すげぇ。
しかし。
そうは言ってもだ。
採用すると決めてても、ちょっとはじらしてくれた方がいい。
そう。
恋と一緒である。
アタックしてアタックして、実りそうでなかなかいけなくて、
思わせぶりな態度にクラッときて、もうあかん!と思い始めた頃に、
「どうぞ宜しくお願いします」的な、そんなシチュエーション。。。
おっとぉ。
話が変わっとった。
元に戻すと、
一応、筆記試験などがあって、この会社を志望するライバルの影もチラチラ見えて、
担当者の面接をパスしたらやっと役職者が出てきて、最後の最後に社長!
みたいな、そんな演出があったほうがいいと思った。
大学生を30~40人集めて、会社説明会をするには、
そういった効果もあるんだろうな~、なんて思う。
ま、無事就職先も決まったし。
めでたしめでたし?
つづく。
![]()
ちなみにVol.21はここ から