これは、企業側にも責任があると思います。


優秀な人材ならどこでも力を発揮できるもんじゃないのか?
と、思われがちですが、おいらは違うと思います。



今後の転職マーケットでは、景気が悪い分、流動性は下がると書きました。


転職する人全体の数が減るので、流動性は下がるのですが、
こんな時でも優秀な人材は引く手数多(ひくてあまた)ですので、
割と自在に色んな企業に転職できます。


優秀な人材が転職先に求めるものとして、大きく3つ挙げられるのですが、
そのほとんどは、前向きなものになっています。


・やりがいがある職場で働きたい
・自分の能力を活かしたい(伸ばしたい)
・気が合う仲間達と働きたい


アンケートをとると、驚くほど給与・待遇に関する項目は出てきません。


ですから企業にとって、優秀な人材を採用しようとすると、
これらの希望に沿うような環境じゃないといけないわけです。



成長意欲が高い、優秀な人たちがどのような環境だったらやりがいを感じるのか。


どうやったら、更に能力を伸ばす手助けが出来るのか。


気が合う仲間意識は、どのようなコミュニケーションの場や機会をつくれば醸成出来るのか。


企業側も真剣に考え、対策を練らないと、優秀な人材はどんどん出て行ってしまいます。



現在のような環境の時に、「どうせ、辞めても行く所なんてないよ」と、
たかをくくって何の対策も打たなかったら、
辞めても行くところがない人材ばかりが社内に残ってしまうでしょう。


優秀な人材を集めようと思えば、企業側にもしなくてはならないことが沢山あると思います。



弊社も、優秀な人にとって入りたい会社じゃなくちゃいけません。
じゃないとサービスや商品の質が保てませんからね。



しっかりと環境を整えていきたいと思います。



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