おはようございます。
せっかくジャンルも「転職」なので、たまにはそれに近いことも書いてみます。
まず、転職者になる前に就職をしているはずなので、就職について。
日本の場合、学業が終わると新卒採用という形で社会人になります。
これは、高校生以上の場合はほとんどそうだと思います。
(就職しない方のことは除いて書きますね)
大学生にフォーカスして書くと、今22歳の人口は約130万人。
その内60万人近くが大学生です。高校から大学への進学率約45%です。
全入の時代なんていわれていますが、18歳の全ての人が大学生になるという意味ではなく、
大学進学を希望する全ての人が大学生になる、という意味です。
この大学生が3年生の秋、一斉に就職活動を始めます。
60万人の内、民間企業で働きたい人は約43万人と言われています。
早い人は4年生の4月に内定を獲得しますので、
就職活動を始めて約7ヶ月でどの会社で社会人になるのか決まります。
このように大学生が一斉に就職活動をするのは、日本だけだと言われています。
外国では、大学生の卒業月がバラバラなことや、産学一体が日本より進んでいたりするので、
大手メディア会社が運営する就職メディアで学生を一気に確保するのは難しいようです。
大学生のときの就職活動で、どんな会社にしろ就職をしなかった場合、
その後の転職活動は非常に厳しいものになると思います。
長続きしなくてもいい。
第一希望の会社じゃなくてもいい。
とにかく大学を卒業したら就職だけはしたほうがいい。
おいらは、自分自身の経験からもそう思います。
ちなみに・・・、米国の場合も、大学(大学院)を卒業した後に就職をしますが、
学生の層によって卒業後の進路が日本とは大きく違うらしいです。
優秀レベルをザクッとA~Cの3ランクぐらいにわけると、
Aランク・・・起業
Bランク・・・就職(ホワイトカラー)
Cランク・・・就職(ブルーカラー)もしくは長期雇用先にめぐり合えず転々と
らしいです。
一番優秀層が起業というのは、日本の官僚というのと大きく違いますね。
この前提で転職について書きますが、求人倍率が高かった昨年と、
すでにどんどん低くなっている今年とではトレンドも大きく変わってきます。
今、沢山の会社がリストラをしています。
大手企業で派遣社員をリストラしたり、製造業では工場を止めたりしていますが、
中小企業ではとっくに正社員のリストラに着手しています。
間もなく、大手企業も正社員のリストラをするところが出てきます。
こんな中で、
個人の立場に立った場合にどうすべきか、
こんな中で転職マーケットはどのように変わっていくか、
企業の求人ニーズはどのように変わっていくか・・・。
あらためて続きを書きたいと思います。
たまにはまじめに。
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