ちなみに、おいらが働いていたガソリンスタンド、年中無休、24時間営業である。
コンビニで夜中に働くなんてきつすぎる、と思っていたが、
バイトを始めてほどなく、夜勤のバイトが逃亡したので、
朝8時から働いて、そのまま夜勤をして、明け方6時に家に帰ったことがある。
22時間労働。なかなかいけるもんだ。
アルバイトをしてお金に若干の余裕が出てくると、当然遊びたくなる。
お酒の味は良くわからないけど、とにかく量は飲めたので頻繁に居酒屋にも行った。
平日の昼間は授業があるので、最低限出席しなきゃいけない授業もある。
授業に出る→バイトに精を出す→夜な夜な友人と遊ぶ→授業に出る→バイトに・・・
結構、体力には自信があったので毎日そんな生活をして、
たまに寝るのは、寝てても大丈夫な授業中だけという生活を繰り返した。
3食しっかり食べるのはお金がもったいないので、昼だけ学食でがっつり、とか、
1日の最初の食事が、夜に飲むビールということも平行してやっていた。
3日ぐらいはなんてことない。
1週間もまぁまぁいける。
10日ぐらい経つと、立っていても寝れそうなぐらい眠たかった。
それでもバイトには毎日出て、引き続き夜な夜な青春を謳歌していた。
2週間ぐらい経ったとき、
休憩中に思いっきりくしゃみをしたら、
少年ジャンプに鼻血が飛び散った。
そしてそれ以降、1週間、事あるごとに鼻血が出た。
なるほど、人間は寝ないとそうなるのね、と思った。
このときから、1日最低でも5時間は寝ないといけないと信じ込んでいた。
いや、出来れば8時間はしっかりと寝たいものである、と。
でも、ついこの間、その甘い考えはこの本 によって打ち砕かれた。
つづく。
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ちなみにVol.10はここ
から。