サークルに入ってみた。
なんかよくわからんけど、遊びのサークル?
ダンスパーティ主催したり、キャンプに行ったり、飲んだり。
そしてまた飲んだり。
とにかくよく飲むサークルだった。
ふれこみでは、福岡最大の遊びサークルだった。
ジャンレノ風のMr.Jに誘われて、福大建築学科の友人ほとんどがそれに入った訳だけど、
1回ダンスパーティ(当時はダンパって言ってて、それがなんか流行り?みたいな)を手伝って、
浮いたお金でサークルメンバーみんなで飲んで。
・・・そして早々にやめた。
だって・・・。
先輩がウザイんだもん(笑)
あ、すみません。
だって難しいよね。
サッカーとか野球のクラブだったら、
あの先輩は、上手い
あの先輩は、よく練習する
あの先輩は、後輩の面倒見が良い
あの先輩は、喧嘩が強い
あの先輩は、恐い
あの先輩は、デカイ
あの先輩は、優しい
・・・
て、あるじゃない?
ま、サッカーや野球じゃなくても、先輩ってそういう何かがあるじゃない。
このときの先輩って、ただ後輩をこき使うだけなんだもん。
で、やめたみんなで自分達の新しいサークルを作った。
後輩は、入りたければ入ったらっていう超自由形で。
でも、結局、キャンプしたり、飲み会したり(笑)
まぁ結局同じことをやってたわけですよ。
でも、誰も威張らないし、自由人の集まりでね。
そうそう、ダンパも主催でやってみたんですよ。
そんときの話をちょっと。
まず、ハコ(ディスコ)を貸しきる。
そして、マワス人(DJ)や照明や誘導係を決める。
チケットを作って売る。
だいたい、ハコが100万円ぐらいと、設備利用が20~30万円ぐらい。
いろんな役割の人は全員サークルメンバーが行うので、人件費はタダ(飲み代だけ)。
チケットの売れ行きと、チケットのスポンサー広告が収支を決める。
最初に入ったサークルで、既にダンパを経験していたのでお手の物だった。
1300人動員して、浮いたお金でのみに行った経験もある。
簡単じゃん。
今度は自分達でそれを全部やるだけ。
自信満々で自分達でやってみた。
最初のサークルではどこに行ってもスポンサー契約をもらえた。
でも、新設サークルの名前も知れていないおいら達は全然もらえなかった。
え?なんか勝手が違うなぁ。
チケットは前売りで1500円、当日で2000円。
130万円をそれで賄おうとすると、800人ぐらいでちょうどトントンになる。
1300人に比べたら楽勝でしょ?
いや~。
いやいやいや~。
チケットも全然売れんかったわ~。
なんと動員は300人ちょっと。ほぼ知人。
スポンサーは決まらんわ、動員も知人ばっかりだわ。
もー、散々ですよ。
70万円近い大赤字。
そして誰も責任取ろうとしない。
そりゃ、ノーリーダーのサークルですから。
なるほど。
さすが福岡最大の遊びサークルってダテじゃないのね。
なんかリーダー格の数人が凄い剣幕で、たかがダンパごときで命令してたのも、
先輩がおいら達をこき使ってたのも、ちゃんと儲けを出すためなのね。
それだけやるからスポンサーもついてくれるし、チケットも売り捌けるわけね。
痛感しました。先輩ごめんなさい。
アサハカだったわ~。
やっぱり、サークルといえども、組織にリーダーと計画性(シミュレーション)は必要である。
思わぬところで、大きな経験をしたのでした。
![]()
ちなみにVol.6はここ
から。