3つの都市にそれぞれ候補大学を決めたんですよね。



当時の偏差値で52~57ぐらいですかね。



で、猛勉強を開始したんですよ。



まー、偏差値32を1年で70に出来るような気もしなかったので、
せめて平均よりはちょっとだけでも上ということで(笑)



だから、目標偏差値を60と決めてがむしゃらに頑張るしかないと。
結果的に3つ決めたどこかの大学に入れるかどうかは、神のみぞ知るってことで。
今考えりゃ当然ですよね、親がお金を出してくれてんのに、勉強ぐらい。



がむしゃらに頑張るといっても、偏差値って1週間や2週間でサクッと上がるもんでもないし、
でも日々勉強は続けていかないといけないわけで、なんか日に日に学力が上がってる実感が
必要になってくるんですよね、ちゃんと長く頑張ろうと思うと。



<その時に編み出した(笑)、勉強長続き法>


1.目標を数値化する(今回は偏差値ね)


2.最終目標に向けて、段階的な中間目標を決める


3.上記を実行するための勉強計画表を作る


4.毎日、計画を達成出来たかチェックシートに記入する


5.中間目標達成時の自分へのご褒美を決める



だから、おいらの場合は、最終模試が確か12月だったので、その時に、
数学60、物理60、英語55、国語55という偏差値を達成することを決めました。



で、さかのぼって9月夏休み明けの偏差値は、数学・物理・英語・国語全てにおいて
50をこえていないと無理だろうと勝手に決めて、毎日の勉強計画を決めました。



高校1年、2年は全くと言っていいほど勉強していなかったので、
理解できるところからちょっとずつ丁寧に詰め込んでいくしかない!
と、基本中の基本、教科書を何回も繰り返し勉強することにしました。



そうすると、計画した1日の必須勉強時間が、なんと12時間になったのです。



おぉぉぉぉっぉぉぉ!



無理やろ、それ!



と思ったりもしたけど、まずはやってみるしかない。



だって、やんなきゃ就職ですから。



おいらだって、モラトリアム体験したいですから。



うぉ~大学行きて~!



もう、完全に大学に行く意味履き違えてましたから。



それまでは、朝は完全に遅刻で登校すると決めていたおいらですが、


・・・そんなこと言ってられねぇ。


その日を境に7:30までに行くことを決めて実行しました。
そして、図書室で1時間勉強するんですよ。



朝は頭が冴えているので(ただでさえチャリンコで片道5km走った後ですから)、
教室に戻る8:30までの1時間で吸収できる量が半端じゃなく多いんです。



そして、これは国語(古典・漢文)、社会の先生には大変失礼な事をしたと、
最近になってようやく気付いたのですが、いらない授業は全て耳栓でシャットアウトです。
その時間を全て受験に必要な教科の勉強に充てるわけです。



これで、ここでも勉強時間が1日3時間ぐらいつくれるんですね。



夕方、授業が終わってからは20:00まで、また図書室で3時間ほど勉強です。



ここまでで、1+3+3=7時間でしょ。



家に帰ったらだいたい21時なので、晩御飯+風呂で1時間割いて、22時からまた勉強。



0時まで勉強すると2時間。



て、ことは・・・



3時間足りてないし!



でも、平日にこれ以上勉強するのは無理。


世の中、出来る人は多くいるでしょうけど、おいらは無理。


もう、このぐらいやっただけで鼻血出そうですもん。



しょうがないので、土日にその埋め合わせをすることにしたんですね。


月曜日から金曜日までの5日×3時間(足りない時間ね)=15時間


15÷2=7.5



てことは、土日は1日あたり12時間+7.5時間=19.5時間ね。










いやいやいやいや、無理、絶対無理。



だって、単純に勉強以外全部寝ても4.5時間しかないし。



ひゃくぱー無理。



でね、しょうがない、平日の時間をもっと増やして10時間にしよう、
なんとか10分単位の時間を積み上げてでも、あと1時間多く勉強しようと決めて、
土日は、17時間勉強しよう、と決めたんですよ。



平日に10時間以上勉強したら、それを全部貯金(貯時間)して、
土日の勉強時間から差し引くことが出来ると決めて。



いや~、まじ勉強しましたよ、高校3年生の1年間は。



結局12月の偏差値が62まで改善されてましたから。



この時に、目標を決めてやりきることの楽しさを知って、
今思い返しても高校生活は3年生の時が一番楽しかったですね。



もう、ここまで来りゃ、あとは野となれ山となれ!



受験なんて、らら~ら~らららら~ら~ですよ。



そうですよ。



吉田拓郎の人間なんて的な感じですよ。



忘れもしないちょー寒い日に、受験会場まで原チャリで行きましたよ。

先に神奈川の滑り止め大学に受かってたし、

この日は無理だろうと思ってた大学の試験だったし。



そしたら受かってたんですよね。



神様ありがとう!



結局、マグレで合格したのは・・・、



「よく公立大学と間違えられる私立の福岡大学」です。



つづく。



テキトー2



ちなみにVol.2はここ から。