今日は、終日、取材Dayでした。
年に何回かしかない経営者の方とガチで話す機会、本当にありがたいもんです。
リクルート時代、素晴らしい経営者の方々の話を聞いては、
「自分もこうあらねばいかん」と奮起していたのを思い出します。
リクルートの素晴らしいところは、無知であっても、若くても、
経営者に体当たりで挑んでいく仕事の姿勢だと思います。
しかしおいらが辞める頃には、メディアを沢山創出する企業になっていて、
メディアを営業するだけでよくなりました。
当然、メディアや商品が有名になると、
経営者に体当たりで営業しなくても、色んなものを決めて頂けます。
だから、経営者に会って商売をしなくなるんですね。
経営者ってややこしいし(笑)、そもそもなかなか会ってくれないし、
一度会ってもすぐに自分を値踏みされますから、頑張らないと二度目はないし。
商品が強くなると営業力が落ちる。
これが、いわゆるブランド力・商品力の向上がもたらす弊害です。
企業って難しいですよね。
さて、今日、またまた素晴らしい方にお会いしました!
どこにいるどなたなのかは全く書けませんが、久々に企業戦士を見た気がします。
他人(他社)を慮る心、ものの見方、情熱、経歴、とても素晴らしい方でした。
その方が、帰り際にこう仰いました。
「最近、世の中なにを信じていいやら、どこに向かっていくのやら・・・」
「本当に無軸の世の中だよね。こんな時こそ、自分の立ち戻る考え方が必要だと思うよ・・・」
「こうありたいという、潔い、粋な人間でありたいよね」
「そう思ってたら、こんなの売ってたから買ってきたんだよ」
と、色紙を見せて下さいました。
そこには、こう書かれていました。
五省(ごせい) というらしいです。
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一、至誠に悖る勿かりしか
(ひとつ、しせいにもとる、なかりしか⇒真心に反する点はなかったか)
一、言行に恥づる勿かりしか
(ひとつ、げんこうにはづる、なかりしか⇒発言や行いに恥ずべき点はなかったか)
一、気力に缺くる勿かりしか
(ひとつ、きりょくにかくる、なかりしか⇒精神力は十分であったか)
一、努力に憾み勿かりしか
(ひとつ、どりょくにうらみ、なかりしか⇒十分に努力したか)
一、不精に亘る勿かりしか
(ひとつ、ぶしょうにわたる、なかりしか⇒最後まで十分に取り組んだか)
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いい教えだと思いました。
毎日、反省の日々です。
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