ちょっと短めです。



おいらがSRKに入社した時、97年には福利厚生?待遇?

の項目に、住宅手当なるものがあった。


これは、勤務地が実家から通えない人向けに支払われるものだった。



おいらは広島に実家があり、通える範囲だったので、当然その対象ではなかった。
なので、同期入社の人たちでも広島に実家がある場合とそうでない場合、
住宅手当などで手取りの給与が違うという具合だった。



これに似た手当てで、


交通費:遠くに住んでいる人が多くなる


家族手当:扶養家族、子供が多いと多くなる


というものが、どこの会社にもだいたいあったし、

それに違和感を感じる人も少なかった。と思う。



おいらは、とても違和感を感じていた。



会社のスタンスとして、社員はみな家族、一生雇用というのなら

このような制度はあって然るべきだし、
むしろそれを本当にありがたいと思い、

モチベーションUPにも繋がるだろう。


でも、おいらがいたのはRグループ。
社員の平均勤続年数は軽く10年を切っているし、

業績を上げる人とそうじゃない人の差も激しい。
業績の大きい小さいは色んな要因で決まるけど、決して年齢とは比例しない。
そんな会社の場合、この給与の仕組みって合わないよな~と思っていた。
(ま、その全ての受給対象じゃなかったのが大きいけどね)



そう思っていたら、2000年にそれらのほとんどを廃止し、
給与原資として成果配分にするということが決まった。
交通費はそのまま残ったけど。



やったー!と思って、早速一人暮らしを始めて会社の超近くに住んだ。

これからは泥のように働いてやるわ!と思って。



実質労働時間は1日あたり5,6時間伸びたし、歩いて通える所に住んだので、
最終電車も関係なく、夜遅いのも気にせずに会社にい続けることが出来た。



おいらにとって、会社とは、働いて成長するためにある。


寄りかかって食べさせてもらうためにあるんじゃない。



前者のように思う人たちのために、制度も整えないといけない。
その人たちが違和感を感じたり、勢いにブレーキがかかるような制度だったら無い方がいい。




そんな風に思うようになったのはこの時でした。




じゃ、また。 テキトー2