1999年3月に大学を卒業した人たちに対する求人倍率・・・0.99倍


2008年3月に大学を卒業した人たちに対する求人倍率・・・2.14倍



実際にRの営業活動に従事していた時、

求人倍率は、あれよあれよと言う間に上昇した。

2003年前後、同様の求人倍率が1.3倍付近で推移していた時が、

学生にとっても企業にとっても心地よい時期だったのかもしれない。



今日の新聞は、福田総理辞任のニュース一色なので、

一生懸命違うニュースに目を向けてみた(笑)



就職環境(採用環境)に関するニュース。

学生の視点、あるいは企業の視点、いろいろ書かれているが、

就職活動(採用活動)のあり方について書かれているものがあまりないので、

ちょっとだけ、思うことを書いてみようと思う。



そもそも、就職活動(採用活動)とは何か。


学生にとっては、卒業して次の「過ごす(生きる)場探し」

企業にとっては、自社が発展するために「有益な人材探し」


学生と企業が見合って見合って~の場なのである。



これを、男女の結婚のようなものだと、最近思うようになった。


現在の就職活動は、結婚に例えると「お見合い結婚」である。

だけじゃないにしても、せいぜいコンパで出会う好いヒト探しか。

悪いとは言わない。かつておいらもコンパで素敵な女性にあった事があるし(笑)


でも、本当にそれだけが全てなのか。

現在の就職活動(採用活動)はそこに傾きすぎているように思う。


じゃあ、結婚はというと、全てお見合いのはずがない。



知っている人も多いと思うが、大学3年生の10月に一斉に就職サイトがOPENし、

大学4年生の6月には7割の学生に内定が出る国は日本だけである。

他の国は、こんなヒト選び(企業選び)をしない。



本来なら、全ての機会が選ぶ場であり選ばれる場である。

事業活動そのものによって、他者(社)に自分(社)の魅力を伝えているはずである。

(たしかに、時期と場所を集中すれば、そこで商売をしやすくもなるのだが。。。)


最近の大学生の中には、それに気付いているヒトも出てきていて、

採用シーズンだけ外見を取り繕う企業を簡単に見破るようになってきた。

良い事である。大学生よ、踊らされちゃいかんぞ。



就職活動(採用活動)をとりまく環境(習慣)も過渡期。


・大学(教授)の推薦によって自分の入社する企業が決まった時代 →政略結婚時代

・就職情報誌が学生の自宅に送られてきた時代 →お見合い結婚時代

・(合同会社説明会で企業と学生が出会った時代)

・上記それらがインターネットにとってかわった時代 →お見合い結婚時代


そろそろ、もっと大きな変化が訪れても良い時期に来ているのではないか、と思う。

お見合いだけで、企業(学生)選びをするのはもういいだろう。

一緒に仕事をしてみて、あるいは働いている現場を肌で感じてみて、

それから企業(学生)を選ぶという恋愛結婚だって、あって良いはずだ。

試験的に行われているのがインターンシップだろうけど、まだまだだよね。



気付いてるなら、あんたやれよ!と言われそうだけど。。。



























頑張ります(笑)