恒例の初詣で護国神社に参拝し、いよいよ年が明けた。



Rで過ごす、目標を持った最後のQ(四半期)だが特別な感じも無く、
いつも通り、スピードが落ちぬよう淡々と仕事を進めた。



年末まで全員で猛烈に頑張ったおかげもあり、年明け早々の業績進捗は随分と順調だった。
でも昔から、1月はいく、2月は逃げる、3月は去るというぐらい、
あっという間に過ぎてしまうシーズンだから気を緩めることはなかった。



おかげで、3月上旬に早々と業績目標を無事達成して、

なんとか1年で帳尻をあわす事が出来た。



仕事は業績上げてナンボ。


それが出来て初めて、「緊急ではではないけど重要なこと」に取り組める。
業績は「緊急かつ重要なこと」だから。
もっと早く業績を達成して、色々やりたかった。
という思いはあったけど、まぁ良しとしよう。




チーム結成当初はまだ本調子ではなく、なかなか業績を上げれないメンバーもいた。
でも1年間でみるみる調子が上がって、ギネスレベルの業績を叩き出した。
またあるメンバーは、入社1年目でこの大変化の中に放り込まれ、
同期が辞めたり、後輩が入社したりする中で不思議なぐらいスクスクと成長した。
同時に、本当の自分の生きる道を見つけ、退職を決心した中堅メンバーもいた。






Rになって1年。






傍から見れば事業内容も同じだし、場所も同じだし、メンバーも一緒。
世の中のよくある合併とか吸収とかから比べれば、なんてことはない。


しかし母体が変われば色々変わるし、規模が違えばコミュニケーションも違う、
そして何よりも文化が違うことを知った。
30名弱の会社が100名弱になる過程、そして、

6000名の会社で働くというとても貴重な経験をすることが出来た。



そうそう、もはや恒例となった「島根研修」には、この冬(春先)にも行った。



このときの研修の目的は、
最初に行ったものとは多少異なっていた。


最初の研修では、チームの結束力を高めることを第一の目的としていた。


今回の研修の目的は、「自分にとって何が大切で、何をしていくのがいいのか」
という課題に全員が取り組む形だった。


だから、これまでのR経験を振り返り、自分なりのメモリアルワークや経験を
ちゃんと自覚的に紐解いて、それを全メンバーで共有した。
共有するからには、誰のものが一番感動したのか、参考になるのか、
そしてこれから働いていく上で芯が強そうなのかという観点で採点もした。



この研修を行ったときには、おいらが退職することはみんなが知っていた。
研修を企画した段階では、まだ広報されていなかったんだけど。



おいらの退職の件もあって多少しんみりしたり、
チームワークに主眼を置けなくなったのは申し訳なかった。
ごめーんね(笑)



あれやこれやあったが、、、
最後のQ、みんなが頑張ったおかげで銅賞(22拠点中3番目)を獲得した!



「金賞(一番)以外、賞じゃねぇ!」と思っていたが、これは嬉しかった。
これで、辞めるまでに果たさなければいけないことを少し果たせた気がした。
普段は食べることが出来ない、時価の寿司を食べることも出来たし。







Rでの仕事がほぼ終わって、引継ぎと会社設立に向けて、
待ったなしの準備を平行して行う4月に突入した。





会社設立まであと3ヶ月、思った以上のプレッシャーを感じ始めたのは、
このころになってからだった。





つづく。。。