もう20代も終わろうかという歳になり、

いよいよマネジャーという仕事をするようになった。



現在のRでは、マネジャーがお客さまを担当し、

営業目標をもつことは少なくなったと思うが、
その当時の所属していたRのグループ会社では、

マネジャーも当たり前にたくさんのお客さまを担当していた。



メンバーの誰よりも多くのお客さまを担当し、目標は一番大きい。



チームの目標設定やキックオフなどの企画、営業メンバーミーティング、

スタッフミーティング、インセンティブの原案作成、Webマガジンの編集、

商品ごとの企画ミーティングなどなど、


これ一人でやんの?


と不思議になるぐらいの業務量だった。



朝、ちょっと早めに会社に行って、昼ごはんを食べるヒマもなくずーっとぶっ通しで働いて、
気がつくと夜になっていて、終電にもしょっちゅう乗り遅れる日々だった。



毎日のようにテンパッていて、「Namizo-、ちょっといい?」と目上の人に聞かれても、
「ダメです」と即答しまくっていた(笑。失礼なヤツですわ)



仕事の分担の仕方が良くわからなかったんだろう。



一方で、チームの業績目標の80%強を自分がもつという異様な状態だったので、
メンバーが業績目標未達成でも、おいらが頑張ればなんとかなるという安心感があった。


というよりは、メンバーを頼れていなかった。



最初に預かったチームは、ビーサン、えーじ、とりお、あっこ、の4人で、
メンバーの入社からの年月を全員分足しても7年ぐらいの若造チームだった。
だから自分がやるしかない、と一層意気込んでいた。



マネジャーになって半年が経ったとき、強引に新婚旅行に出かけた。
8日間もの長期、会社を休むことになるので、本当に大変なことになるだろうと思った。



業務引継ぎ書を作成し、関係各所に電話で断り、海外で繋がる携帯電話を借りて
いつでも電話に出れるようにしてから旅行に出かけた。



きっとこの1週間は、売上が上がらないだろうと覚悟もしておいた。










しかし、結局電話は1回も鳴らなかった。1回も。



寂しくなって、しなくてもいい遠慮をしているのではないかと、
携帯電話から会社に電話をかけた。



何もない、と。



それよりも、入社からずーっとダメ新人だと思っていた、とりおが新規営業で、
4日連続受注したというニュースを聞かされた。


嬉しかったけど・・・



無事、旅行から帰った後も、おいらがマネジャー会議などで東京に行っている間に
業績がよくなるという事が頻繁に起きた。



もしかして、おいら、いないほうが良いという,、メンバーからのアピールか?


いや、そーだったのか?マジで。





そしてそれだけではない。



なんと!



全国20以上あるチームの中で、その四半期に金賞(ベスト業績賞)を獲得し、
獲得賞金でめちゃめちゃリッチな温泉旅行にまで行くことが出来た。
(結構な値段のお宿で、なんと更にディナーの料金を追加で払い、さらにリッチにした)




SRK(Rのグループ会社)のGIB(ゴールインボーナス)で、

ハワイにも行ったし。。。旅行尽くしの4半期だったわ。





この頃の経験から、全国にいるマネジャーの中で退社時間が最も早い部類になった。
いや~、楽させてもらったわ~。アザーッス!!

(有能なスタッフの方々のおかげさまです。この場を借りてお礼を申し上げます)










最初にみんなで話し合って決めたら、あとはやるだけ。
よほどの事がない限り、決めたことを途中で変えない。



だから、いちいち事あるごとにメンバーから電話が入らない。



寂しいけど、自分が業務のボトルネックになってもしょうがない。







マネジャーってなんじゃー?









決める人、かな。

(あってるかどうかは、知りませんよ)








つづく。。。