FT=ファミリートレーニング
昔、Rでは新入社員に対し、サーベイ(アンケート)を実施し、
本人と周囲の回答のギャップを指摘するという研修をしていた。
最近ではほとんど聞かないので、7年ぐらい前までだと思う。
例えば、全て5段階で答えるようになっていて、
・日ごろの私(彼)は、仕事を充実させるため十分な努力をしている。
1 2 3 4 5
おいら 1 2 3 4 ⑤
先輩1 1 ② 3 4 5
先輩2 1 2 ③ 4 5
先輩3 1 ② 3 4 5
・・・
この場合、ギャップが2.6ぐらいになる。
ギャップが大きい項目について、それは何故か、何故そう思うのか、
本人は問題点を認識したか、どう改善するか、
いつまでにどのような状態を達成するのか、などなど、
延々と諸先輩と話し合っていく。
これは本当にキツくて、女子社員は泣いてしまうこともある。
本来なら、ちゃんとしたトレーナー資格を持った方が進行し、
本人に対するアプローチがネガティブになり過ぎないように注意し、
本人からのアウトプットにも補足をし、和やかなムードで進めていく。
しかし、当時のこの研修は完全に手弁当で実施していたため、
かなーり険悪なムードで進行されていた(笑)
・・・いいんか?これで。
当然、本人(おいら)も仕事が完璧に出来ているとは思わない。
「このまま低空飛行を続けることは出来ないな」と自覚していた。
どっかで突き抜けなければ。
そこに、この研修でたたみかけるように指摘をされた。
ありがたいというより、わかっとるわい!って。
「そう思って日々頑張っとるんやないか!あんたこそどーなんや」
と言ってしまいそうなぐらい、腹が立っていたのを周囲も察し、
いつも助け舟を出してくれる先輩が、
「Namizo-、一服しよーや」
と、廊下の喫煙所に連れ出してくれた。
ちょっと冷静になり、考えた。
ここまで直球で自分の改善点を言われる機会がどれだけある?
これを直せば、また一つパワーアップするって事だよな。
そもそも成功や失敗しない事を求めてこの会社に入った訳じゃなく、
純粋に成長し続けていきたいと思ったから。
そのためには、より多くの課題を克服出来る道を選んだ方がいいし、
こうやって改善した方がいいポイントを(言いたくもないのに)、
(わざわざ、人のために)言ってくれる人たちに囲まれている。
これって、想定以上にラッキーじゃん。と思えるようになった。
その研修の結果、業績を上げるため、成長するためにどうするか、
Namizo-プランが出来た。
あとは強固な意志を持って実行あるのみだ。
3月にFTを受け、4月からNamizo-プランを実行に移した。
髪も短く切り気合を入れた。スノボーの回転系ジャンプはやめた(笑)
原則、お酒を飲むのは金曜日と土曜日だけにした。
平日の寝る時間以外は全て仕事しようと決意した。
そして3ヵ月後・・・
つづく。。。