やっと、お立ち台 | やっぱり青が好き

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”しなやかな蒼き刃”岸孝之投手を中心に、
その仲間たちや野球についてつづっています。

 5月は第2・第4日曜日にやっている趣味の活動が休みになってしまい、5/12にベルーナドームに行った。そしてその後、迷ったけど5/26に仙台に行くことにした。3塁側Aを買いたかったけど、ディズニーランドか!?というお値段だったので諦め(岸くんが投げない可能性も考え)、3塁側Bにした。それでもベルドならめっちゃいい席だよ…。

 

 イーグルスは状態最悪で、好調ファイターズに対して2連敗。今日も負けかあ、と思ってしまい、せっかく遠征するのにあまりテンションが上がらない。せめて岸くんがいいピッチングしてくれればなあ、と思いながら楽パへ。ポスターやのぼりがあちこちに見られ、応援している人たちがたくさんいて、ホームっていいんだなあと思う。

 

 岸くんの遠投を見た。美しい芝の中での遠投は美しかった。ブルペンが見られないのはほんと残念だけど。そして登場曲に乗ってマウンドへ向かい、投球練習。やっぱりビジターとは違う。

 

 1回表、サクサクツーアウト取ってよっしゃと思ったら、ヒット、四球、タイムリーであっさり1失点。31球も投げてしまった。5回もたないじゃん…。その裏、四球・四球・ヒットでノーアウト満塁も、犠牲フライで1点取るのがやっとの打線。厳しい…。ベンチ前キャッチボールは見えないし。

 

 2回表、ツーアウトから四球で、後ろから「またかよ」という声がして、小さくなってしまう。でも抑えた。3回表、ワンナウトから外野のエラー(落球に見えたけどお見合いだった)でツーアウト3塁。ここで見逃し三振!胸が震える。

 

 3回裏、四球のあとこぶちゃんの3塁打で勝ち越し、あさむの犠牲フライで3点目。こぶちゃんの足が大きかった。4回表、またツーアウトからヒットも抑えた。毎回ランナー出すからハラハラ…。後ろから「決め球がなあ」と聞こえる。ストレートはいい感じに見えるけど、当てられるということは変化球の精度なのかなあ。

 

 5回表、またツーアウトからヒット、盗塁、そしてタイムリー。3対2。さらに万波選手、ああやばい…でも抑えた。1回にあんなに投げたのに、90球ですんでいる。びっくり。

 

 というわけで、6回もマウンドへ。今度こそ三者凡退!と願うも、またツーアウトからヒット。もう…でも後続を抑えてグローブポン。よかった、投げ切った。6回2失点、107球、被安打7、奪三振3、与四球2。

 

 7回表、酒居くん、連続四球もなんとか抑えた。8回表、宋くん四球からワンナウト3塁の大ピンチ。もう岸くんの勝ち消えたと思った。けど抑えた!打線はその後さっぱりで、ずーっと三者凡退。なんだか、選抜高校野球の二十一世紀枠を応援している気分。

 

 9回は則本くんが省エネ投球で抑え、勝った。岸くん今季2勝目、通算160勝目。勝利のハイタッチや、グラウンドに並んで挨拶する岸くんの笑顔を見られた。

 

 そしてお立ち台。東京ドーム主催試合でのお立ち台は見たけど、仙台では初めて。西武ドームでは何度も見たのに、仙台の遠さを感じる。やっと、私が行くと負けるという申し訳なさから解放されたかなあ。B席からはお立ち台は横からしか見えず、結局スクリーンを見ていたけど。岸くん「今年はずっとこんな感じなので、粘って粘って今日みたいに後ろのピッチャーにつなげるよう頑張ります」と話した。ピシャリも見たいけど、今はこのスタイルなのかな。小柄なもう1人のヒーロー・こぶちゃんの背中に手を回したり、手を振りながらグラウンド一周する姿にほっこりした。

 

 やっぱりホームでの勝利って格別。また来るよ、こりずに。