スカーレット・ヨハンソンが光り輝く 映画フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

スカーレット・ヨハンソンが光り輝く 映画フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン

日曜日の明け方

 

オリンピック・サッカー日本代表vsマリ戦を観戦後、二度寝なんてしたらアッ!という間に1日を失うことは火を見るより明らかw

 

ということで、08時過ぎから上映の『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』を観に109シネマズ・グランベリーパークへと向かう。

 

 

 

流石にこの時間帯はパークも閑散とし、澄んだ空気が流れているようで気持ちがいい。

 

 

 

本作は前々から気になっていた上にバッチリの開始時間だったのでチケットを即予約。

 

しかし早朝にもかかわらずシアターは結構な入りでした。

 

 

さて、事前情報では'70sに公開された『カプリコン1』からヒントを得て作られた・・・ ・

 

 

と聞いていたが、そこまでシリアスなものではなくウィットに富んだ物語が用意されていた。

 

また、要所に我々日本人にも馴染みのある情報(事実)が織り込まれ、1950~60年代生まれの方は懐かしく感じたんではないだろうか。

 

(オメガ・スピードマスター この時計メッチャ欲しかった!w)

 

 

ソビエトとの冷戦に加え、宇宙開発にしのぎを削る'60sのアメリカでいち早く月へと降り立つべく挑むNASAであったが、湯水の如く消えていく資金を調達するため、ニクソンから直名を受けたシークレット・エージェントが敏腕広報担当をNASAへと送り込む。

 

その人物こそがスカーレット・ヨハンソン演じるケリー。

 

 

 

時はヴェトナム戦真っ只中、国民の目は戦争へと向けられ宇宙開発どころではない世相。

 

そんなご時世ゆえ資金調達するためには手段を選ばないケリーのやり方に反発を抱くプロジェクト責任者コール(チャニング・テイタム)だったが次第にお互い理解を示すようになり、いよいよアポロ11号打ち上げの時を迎える。

 

 

しかし、それと並行して極秘裏にある計画が進んでいたのだ・・・ ・

 

 

ざっとこういうお話なのだが、まず本作の魅力と言えば60年代の街並みや車、そしてファッションが丁寧に描かれていることだろう。

 

 

また、シーンごとに変わるケリーの衣装がバービー人形の様に可愛らしい。

 

 

(その点メンズどもはちと寂しい)

 

一方チャニング・テイタムといえば主観ではあるがチャラ男役専門のイメージであったが、ストアブランドのニットを常に着用し、押さえた演技がなかなかの好感度w

 

 

そしてヨハンソンであるが『ジョジョ・ラビット』他でのシリアスな演技は認知されてはいるものの、近年若干スーパー・ヒロインというかアクション女優の色が強めであったがこのケリー役、抜群のハマり具合でまさに”周囲を翻弄”するために生まれてきたようなゲスな姉ちゃんを見事に演じ切っていましたよ(もちろんいい意味で!)

 

 

 

前回の韓国映画『THE MOON』に続き”月面着陸”をテーマにした作品が2本同時期上映というのも珍しいのでは?

 

なんとこの韓国映画でのメインテーマが『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。

 

本作でも嫌ってほどこの曲を聞かされるんだろうな(きらいではないが)と思いきや、終盤にとある演者がくちずさむのみ⁉

 

いやー最後までお洒落な演出に、技あり合わせ技一本というところでした!

星 星 星 .9

 

 

終映後のパークはガラッと変わってこの人いきれ!w

 

 

 

おまけ

 

 

寝室のお宝、NASAで焼かれたバズ・オルドリンのサイン入りオリジナル・プリント。

 

これがリアルな月面で撮られたかは定かでないw

 

 

 

 

 

 

ではパー