久しぶりのシアター映画THE MOON & ルックバック | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

久しぶりのシアター映画THE MOON & ルックバック

いや~久しぶりに映画館へ足を運ぶことが出来ました!

 

忙しぶってる訳ではないのですが、なんやかんやと野暮用が続きタイミングを逸していた次第、でもって2本続けての鑑賞と相成りましたw

 

 

 

 

まずは外せないスペース物ですが、なんと韓国作品です。

『THE MOON』

 

 

 

題名の通り月を舞台としたSFパニック?映画。

 

米国に次ぎ月へ降り立つという壮大な計画のもと、3名の宇宙飛行士を乗せた1号機が飛び立つも発射直後に機体が爆発し失敗に終わる。

 

その5年後・・・2号機を開発、各軍部から優秀な兵士3名を選抜し再度難関へ挑むというザクッとこんな感じのあらすじ。

 

 

まあ、すんなりと3名全員無事にミッションをこなし帰還とはいかず、月の軌道上で事故にあい孤立無援となった船を地球上から制御するにも通信が途絶え、コントロールルームの責任者が窮地での対処を委ねられるも役不足、1号機の設計ミスを見逃して辞職し田舎に引っ込んだ天才技師が引っ張り出される。

 

 

傍らには自身の立場のみを慮る政府高官、間抜けそうで重要なカギを握る助手、NASAに勤務する元妻と絵に描いたようなキャラクターが勢ぞろい!

 

 

 

たたみかけるアクシデントの数はハリウッド作品の数倍はあるんじゃないかというゴージャスさ!

 

 

 

『ゼロ・グラビティ』を静の緊迫感とすれば本作は動の極み!

でもって十分ハラハラドキドキ感は満喫出来ました。

 

 

それにしてもポスタービジュアルがそっくりw

 

 

『ゴジラ-1.0』でアカデミー視覚効果を受賞したものの、まだまだ韓国映画に先を行かれてる感は否めないほど立派なVFXには驚嘆しましたし、良くできた作品には間違いないです!

星 星 星 .6

 

 

 

さて、40分のインターバル後の2本目はアニメ作品の

『ルックバック』

 

 

 

なんの予備知識もなく原作マンガが『チェンソーマン』の方だということも知らず「絵を描く人なら絶対観ておくべき!」と息子に勧められての鑑賞。

 

 

まず驚いたのが、学割やシニア割もない一律¥1,700という強気なのか弱気なのか分からない料金設定。

「絶対に受けるからこれで行こう!」or「あまり見込めないので割引なしで行こう・・・」なのか果たしてどっち?

 

いやー、観終わって言えるのは間違いなく前者だな!

確かに良かった!

 

 

1時間弱という短い上映時間にギュッと詰め込まれた切ない物語。

 

 

4コマ漫画の達者な自信家:小学生の藤野が、もっと画力の有る”引きこもり”の同級生:京本に出会うところからストーリーが展開していく。

 

 

やがて2人は共著でマンガを描くこととなり、プロの道をひた走るも方向性の違いから別々の道を歩みだす。

 

(やはり達者な絵描きは左利きかチョキ

 

その先に待っていたこととは・・・ ・

 

 

ちょっとだけネタバレを言いますが、これってもしかして、あの京アニ事件の惨劇をヒントに産み出されたの?

 

あの子の名前も京本だしね・・・ ・

 

時系列など調べていないのでどちらが先か分からないが、それと思わせる展開に胸がギュッとなった・・・ ・

 

ルックバック=振り返る・遡及などという意味だと思うのだが、わたくしの大好きな作品『バタフライ・エフェクト』や『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などのシークエンスを彷彿させるシーンなどもあり、シンプルだが緻密な計算の上に作り上げられたストーリーには正直驚かされた。

 

 

やはり日本のマンガはすごいわ!わたくしからしても絶賛お勧めの作品でありました。

星 星 星 .9

 

 

深夜眠りにつく前にブログにどう書こうと反芻するも ルックバック>>>>>THE MOONと、前者のシーンしか浮かんでこない・・・ ・ 

 

あんなに度肝抜くシーンの連続だったTHE MOONはいったいどこへ飛んで行ってしまったのか!?

 

 

やはり映画は1日1本に限ると戒められた週末であった。

 

 

 

 

 

 

 

ではパー