もうリブートが多すぎて混乱!? 映画 猿の惑星/キングダム | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

もうリブートが多すぎて混乱!? 映画 猿の惑星/キングダム

1968年にオリジナル『猿の惑星』が公開されてから半世紀が過ぎ、ティム・バートンのリメイクなど含め本作で10作品目となるロングラン・シリーズ。

 

 

 

最新作『猿の惑星/キングダム』

 

 

 

前作までの主演猿シーザー亡きあと数百年後のストーリーということで、人間(エコー)と猿(エイプ)の覇権が完全に入れ替わる社会。

 

緑に覆われたハイウェイやビル群がそれはそれで美しい自然豊かな環境で、色々な部族が営みを送っていた。

 

 

本作の主人公はイーグル族(鷲を操り魚を狩る)チンパンジーの青年ノア。

 

日々、友猿たちと狩りを楽しむ平和な暮らしに波乱の前兆が・・・ ・ 

一人の人間が部落に迷い込むとことで、それを追ってきた他の猿部族の兵隊たちによって村は焼き払われ家族は捕らわれるという突然の苦境に立たされる。

 

 

その人間ノヴァこそが本作のキーとなるのだ。

 

ノヴァとオランウータンのラカと共に生き別れた部落の民を探すノアであったが、行き着いた先には巨大な帝国を率いる暴君プロキシマスが待ち構えているのだった。

 

 

おっと失礼w

 

 

 

大まかに言うとこんなところですが行間に数々の小ネタが詰まっていて”まあ、面白い!”のなんのって。

 

本作はリメイクではなく新解釈のリブートなんですが、冒頭の1968年版オリジナルのオマージュが各所に散りばめられ、オールド・ファンの琴線をくすぐる見事な作りとなっていますw

 

 

 

 

 

 

 

上映時間なんと2時間半という長尺ですが、全く飽きるどころか次の展開に期待が雪ダルマのごとく膨らみ目が釘付けです!

 

また、猿達それぞれの名前も深い意味を持ち、西洋史に詳しい方はさらにクスッとポイントを楽しむことが出来るでしょう。

 

シリーズを通しての鑑賞を強くお勧めしますが本作単独でも十分満足いく出来栄え、驚きのラストもしっかりと用意されてますw

 

 

是非とも観て頂きたい一本、劇場の大型スクリーンでお楽しみください!

 

星 星 星 .8

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ではパー