う~ん、どうなの?映画ゴジラ×コング 新たなる帝国
スターウォーズEP4とEP5を足して2で割ったようなタイトル
『ゴジラ×コング 新たなる帝国』をGWしょっぱなに観てきました。
以下ネタバレ最小限を心掛け、発売中のToyにて解説。
毎度々トカゲ化していくゴジラを見るに、近作和式-1.0を鑑賞した後だけに余計違和感が募るというか・・・ ・
海を潜航するためでしょうか、今回鰓まで生えちゃってます!
まあ、こういうデザインが米国人好みとあってはしょうがないか。
そしてゴジラにサイズを合わせる為にどんどんデカくなるコング。
地下空洞の未開地で出会う”ミニ・コング”?でさえ初代キングコングの数倍のデカさでしょう!
その未開地で同族巨大猿の居住場所を見つけ出すのだが、この新たなる帝国を仕切るボスこそが今回の宿敵であり、ゴジラとコングが手を組んでボスの子飼い怪獣合わせ、人間界(地上)で組んず解れつのタッグマッチが開催されるのです。
この子飼い怪獣がまたなんとも羽の取れた竜とでも言うか・・・ ・
シンドバット7回目の航海に出てくるドラゴンと大差なし。
もうなんか全然そそられないデザインなんですよ。
この趣向も日米の差なのだろうか(気に入られている方には申し訳ない)
この悪役2匹が思いのほか強敵で、空洞未開地に住む民(人が住んでたんですよ!)の守り神を少女が目覚めさせ、ゴジラとコングの加勢に向かわせるという1970年代の東宝作品の如きフィナーレへと突き進むのですね。
もう周知でしょうが、ゴジラが疾走するシーンは笑いを堪えることが出来ませんでしたw
何も考えずに怪獣バトルを堪能したいという方には宜しいんじゃないでしょうか。
それ以上の期待は泡と消えます・・・ ・
最後に一点!
見間違えかもしれませんが気になる箇所が・・・ ・
冒頭でコングが虫歯を治療してもらい合金の犬歯をインプラント?してもらうのですが、クライマックスにラスボスとの戦いで咆哮した時の口元を見ると、なんと!生身の歯に差し変わってるじゃないですか!?
これはあれ、コングの再生能力が凄まじいと捉えるべきでしょうか?
それとも・・・ ・
では