109シネマズありがとう!映画ネクスト・ゴール・ウィンズ | フェローズ・志村昌洋の蛮物想声

109シネマズありがとう!映画ネクスト・ゴール・ウィンズ

ヤバいヤバい!

書かなかったうちに上映期間が終わるかと思って焦りましたが、まだかろうじてやってるんで本評を読んで興味の湧いた方は是非近日中の予定立てをお勧めします。

 

 

今回は”世界最弱のワールドカップ・サッカー代表チーム”を描いた作品『ネクスト・ゴール・ウィンズ』

 

 

2001年FIFAワールドカップ地域予選でオーストラリアに0-31という史上最悪の大量失点で敗退したアメリカ領サモア代表チームのその後を描いた物語。

 

ほぼ実話を軸に味付けしたお話なので、少しでもサッカーに興味のある方にっとっては「マジかよ・・・ ・ 」というトンデモなエピソードが満載w

 

まずサモア代表メンバーがプロではありませんw

 

日本でいうところのJFLで戦う選手達(いや、JFL選手達に失礼か)、生活の糧は各々別の仕事に従事し空き時間をサッカーに充てるという、言わばセミプロ。

 

 

おまけに監督やコーチまで素人に毛が生えた如き、村長だったり食堂の経営者だったりと「あなたたち指導者のライセンス持ってるの?」といったグダグダチームである。

 

 

 

そんなサモア代表でも流石に31失点は堪えたらしく、次回のWC予選に向け経験豊富な本物の監督を招聘しようと画策。

 

そこで白羽の矢が立ったのが、人間性に難ありで幾多の揉め事を犯しメジャーリーグサッカーを追い出されたオランダ人監督トーマス・ロンゲン。

 

 

嫌々島を訪れ やる気ゼロの新監督と、外様に対峙するチーム・メンバーとの確執は日を増すごとに強まっていく・・・ ・ 

 

 

島の風習や生活リズムに翻弄されながらも徐々にサモアという地に理解が生まれ、知らぬ間に自信も浄化されていくことに気づき始めるトーマス監督。

 

 

 

 

今まで勝利はもとより得点すら上げたことのないチームは新たに生まれた絆のもと、初戦のトンガを相手に初の1得点を挙げることができるのか!?

 

 

 

まずこの作品に興味を持ったのが、サッカーが題材というよりも監督がタイカ・ワイティティということ。

映画好きなら説明無用と思うが、彼がなぜこのこの題材に興味を持ったのかがわたくしの興味を刺激したんですね。

 

 

でもって、彼が作るなら絶対に笑えて泣ける良作間違いないだろうと、珍しく地元の友人たちを誘って、何年振りかの複数人鑑賞を行いました。

そして予感は的中!”サッカー好き・映画鑑賞はそれほど”の仲間達も大絶賛!ビールと焼き鳥をつまんでのアフター鑑賞会も多いに盛り上がりました。

 

 

そこで友人の一人が言っていた「これこそサッカーの原点だよね」という一言がまさにピッタリの作品。

 

とは言ってもサッカーを知らずとも十分楽しめる作りになっているんで、ホント皆さん是非ご鑑賞いただきたいと思います。

 

(実際の監督トーマス・ロンゲンそして当時のCFジャイヤ)

 

当初、上映は単館系と予想し渋谷まで出る覚悟でいましたが、隣町の109シネマズに掛かってるではありませんか!グランベリーパーク等(上映時間)のバイヤーさんGood Job!

 

それともFC町田ゼルビアのJ1昇格で盛り上がりを見せている土地柄というのも効いたのか?w

 

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ではパー