MEG ザ・モンスターズ2 メガロドンも金には勝てない?
かのスピルバーグ『JAWS』からほぼ半世紀、その影響を綿々と引き継ぐ、巨大なワニだったり蛇だったりとの死闘を描くパニック・ムービーが、わたくし大好物です!
その中でもやはり由緒正しき”サメ”モノは断トツの座を守り続けているんですね。
『MEG ザ・モンスターズ2』
5年程前に公開した『MEG ザ・モンスター』の続編となりますが、アニマル・パニック映画最強のサメ+古代生物というミクスチャーに、ジェイソン・ステイサムのキレッキレなアクションがシンクロし、もうこれ以上ないだろう!という前作はかなり楽しめたので、もちろん今回も期待に胸膨らませ劇場へ向かいました。
が、結論から申します・・・ ・ 「がっかりしました」
深海に潜む太古の生物メガロドン、JAWSでのホホジロザメの約3倍:24mという巨体ながら、現れては消え 消えては表れるという神秘的かつ恐怖を煽る演出がハラハラドキドキ物でしたが、今回の2ではほぼ出ずっぱりのうえ、お呼びでないトンデモ怪物達まで登場するという、まさにキングコング髑髏島状態。
まあ、シラケるったらありゃしない怪獣映画に成り下がっていました。
”MONSTER”に”S”が付いた時点で予期するべきでした・・・ ・
そのうえ、前作でも既に周知の外資投入がパワーアップしたのか、ハリウッド映画というよりも、ほぼほぼ中国映画といっても過言ではないくらい、モブキャラ含め中国人俳優で固められたキャスティングには食傷気味となりました(仮に日本人だろうが韓国人だろうがという意味です)。
”やはり世の中カネなのか!”という文言が、鑑賞中ズッと脳内を駆け巡っていましたよ
主観となりますが、良かったのは冒頭の深海シークエンスのみ、そこから真っ逆さまに下り続けます・・・ ・ まったくもってお勧めできない続編でしたの .5
やはり映画は、脚本と演者にお金を掛けるべきだと痛感させられた本作・・・ ・ 1997年に公開された”こちら”の方が10倍楽しめます。
では